ミーガン・フォックスの息の根を止めたのは、マイケル・ベイ監督ではなくあの人だった|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ミーガン・フォックスの息の根を止めたのは、マイケル・ベイ監督ではなくあの人だった

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ミーガン・フォックスの息の根を止めたのは、マイケル・ベイ監督ではなくあの人だった

大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』(07)、『トランスフォーマー リベンジ』(09)に出演したミーガン・フォックスが、6月29日から全米公開されるシリーズ第3弾『トランスフォーマー3 ダーク・オブ・ザ・ムーン』から降板した際にはひと悶着あったと言われているが、降板劇の裏側には映画界の重鎮の存在があったようだ。

誰もが、ミーガンがシリーズ第3弾に続投すると思っていたため、製作開始直前になってミーガンが同作に出演しないことが発覚した際、「ミーガンが、Wonderland誌のインタビューで、同作のマイケル・ベイ監督を独裁者のヒトラーに例えた発言をしたことに腹を立て、そのリベンジとしてベイ監督がミーガンを降板させた」とメディアが報じたのが昨年5月のこと。

確かに、ミーガンはこの作品に出演したおかげで一躍その名を世界に知らしめ、世界で最もセクシーな女性に選ばれた経緯があるため、恩を仇で返されたようなベイ監督が立腹するのは、ある意味、当然の話だと考えられていた。

それに対してミーガンは、広報を通じて自らの意思で降板したことを強調。かねてから「演技力が必要のない大作より、演技力を重視される作品で女優としての実力をアピールしたい」と語っていただけに、こちらも納得できる見解だった。

しかし、ベイ監督が新作のプレス用のインタビューで明らかにしたところによると、「ミーガンのヒトラー発言を覚えていらっしゃると思いますが、あの発言の直後に、総製作指揮を務めるスティーブン・スピルバーグ監督から、『すぐ彼女をクビにするように』と指示があった」のだそうで、黒幕はあのスピルバーグ監督だった、とデイリー・メイル紙などが報じている。

ミーガンは、その後『ジェニファーズ・ボディ』(09)やDCコミックの映画版『ジョナ・ヘックス』(10)などに出演しているが、演技力の評価はボロボロなうえ、興行成績も惨たんたるもの。昨年6月にブライアン・オースティン・グリーンと結婚したため、仕事を控えていた可能性もあるが、今後の出演作もあまり決まっていない状態だ。

さらにミーガンは、ベイ監督について「身体と引き換えに役を与える監督」呼ばわりしたため、引いてしまった監督たちも多いだろうが、役者の演技力を認められることが難しいCG満載の大ヒット作を数多く創出している映画界の重鎮スピルバーグ監督ににらまれてしまったミーガンは、よほどの実力をつけない限り、もはや映画界で生き抜いていくのは難しい立場に立たされて いる。【NY在住/JUNKO】

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