“悪カワヒロイン”vs“デスメタル反抗期女子”!?日米のヒロインがランキングを席巻!
暖かくなった都心では、桜が満開になるところもあった3連休。週末3月21・22日の映画動員ランキングは、“日米のヒロイン”が初登場で1、2位を飾る結果となった。
日米ヒロインが大活躍で、ワンツーフィニッシュの好スタート!
1位に輝いたのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』で、土日2日間で動員8万1000人、興収1億2300万円を記録した。本作は、DCコミックスのキャラクターを基にしたDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の最新作で、『スーサイド・スクワッド』(16)に登場する人気ヴィランで、ジョーカーの元恋人でもあるハーレイ・クインが主人公だ。
ここ日本でもハロウィンやコミックや映画関連のイベントでコスプレの題材にされるほどの人気キャラのハーレイ。「ハーレイとってもかわいかった!」「マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが今回も文句なしに最高すぎ」「マーゴットさんの魅力炸裂!気分爽快!おもしろかった!ハーレイちゃんかわいいな」など、ハーレイや彼女を演じるマーゴット・ロビーを絶賛する声がSNS上に相次いでいる。
2位には、動員6万7000人、興収8600万円をあげた『一度死んでみた』がランクイン。主演は若手実力派の広瀬すずで、本作ではこれまでのイメージとは一線を画す父親への反抗期を引きずるデスメタル女子を演じている。そんな本作について、「この役柄と雰囲気でたった1秒」「すずちゃん、顔が綺麗過ぎて毎回びっくりする」「コメディ演技に振り切った広瀬すず&吉沢亮がいいし、堤真一パパンの不器用ぶりに泣けた」など、広瀬を中心にキャスト陣を称賛するコメントが上がっている。
『弥生、三月』『三島由紀夫』…邦画の注目作も初登場でランクイン!
そのほか初登場作品では、数々の大ヒットドラマを手掛けてきた脚本家・遊川和彦のオリジナル脚本による監督2作目『弥生、三月 -君を愛した30年-』が6位。続いて、三島由紀夫の意外な素顔や“言葉”がぶつかり合う白熱の討論が話題となっている『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』が7位に入った。
既存作品では、『Fukushima 50』が1位から3位、『パラサイト 半地下の家族』が3位から4位とそれぞれ順位を落とすも、いまだトップ5とその強さは健在。『パラサイト』は累計で、動員322万人、興収44億円を突破している。
今週末には、実在の奴隷解放運動家を描く『ハリエット』や、日本でも大ヒットした『バーフバリ』シリーズのプラバース主演作『サーホー』、人気アニメシリーズの最新作『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』といった作品が公開に。動員ランキングにどのような影響を及ぼすのかにも期待したい!
文/トライワークス
1位 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
2位 一度死んでみた
3位 Fukushima 50
4位 パラサイト 半地下の家族
5位 仮面病棟
6位 弥生、三月 -君を愛した30年-
7位 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
8位 ミッドサマー
9位 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
10位 犬鳴村
※興行通信社調べ