鈴木拡樹が“三枚目ヒーロー”、安井謙太郎が“死神”に!?『死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-』場面写真が一挙到着

映画ニュース

鈴木拡樹が“三枚目ヒーロー”、安井謙太郎が“死神”に!?『死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-』場面写真が一挙到着

多くのスター俳優を輩出した「平成仮面ライダー」シリーズや「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきた柴崎貴行監督が、『探偵はBARにいる』(11)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した脚本家・須藤泰司とタッグを組み、時代劇作品に初挑戦した『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』が5月29日(金)より公開。このたび本作の場面写真が一挙に解禁された。

本作は東映株式会社と東映ビデオ株式会社が立ち上げた、“ムービー(映画)”と“ステージ(演劇)”を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」の第2弾作品。同プロジェクトでは、映画と演劇それぞれ独立した作品として展開させながら、物語を連動させることでメディアの境界線を行き来するという、これまでにない新感覚を生みだしていく。

映画版となる『傀儡夜曲』の舞台は、三代将軍・徳川家光の時代。死神と契約し、寿命の一部と引き換えに不思議な能力を使うことができる“死神遣い”の探偵・久坂幻士郎のもとに、ある女の行方を捜してほしいという依頼が舞い込む。は各の手付金で気をよくした幻士郎は早速調査を開始するのだが、そんな折に吉原で遊女が次々に殺される事件が発生。やがて幻士郎はすべてを結びつける驚きの真相へとたどり着くことに…。

このたび解禁された場面写真には、「刀剣乱舞」シリーズや『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(公開中)で注目を集める鈴木拡樹演じる主人公の幻士郎と、「7ORDER project」の安井謙太郎演じる幻士郎の相棒の死神・十蘭の姿をはじめ、シリアスなシーンからコミカルなシーンまで盛りだくさん。また乃木坂46の鈴木絢音演じるお藤の姿も。

本作の公開後の7月・8月には、第1弾作品「GOZEN-狂乱の剣-」も手掛けた毛利亘宏脚本・演出による演劇版「死神遣いの事件帖-鎮魂侠曲-」が上演される予定となっている。はたしてどのように映画と演劇の世界が結びつくのか。従来のエンタテインメントの枠組みを超えた画期的なプロジェクトに、期待は高まるばかりだ。

文/久保田 和馬

関連作品