ウディ・アレン監督最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』今夏公開!海外版予告&場面写真も
『ミッドナイト・イン・パリ』(11)、『マジック・イン・ムーンライト』(14)などで知られるウディ・アレン監督の最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が今夏公開されることが決定した。
本作は『アニー・ホール』(77)から『女と男の観覧車』(17)までニューヨークを舞台にした多数の作品を手掛けてきたウディ・アレン監督がメガホンを取り、『君の名前で僕を呼んで』(17)のティモシー・シャラメが生粋のニューヨーカー、ギャツビー役を演じるロマンチックコメディ。また、アリゾナ出身のピュアなガールフレンド、アシュレー役には「マレフィセント」シリーズからインディペンデント映画まで幅広くこなすエル・ファニング。『デッド・ドント・ダイ』(19)など女優としても活躍する歌姫セレーナ・ゴメスがギャッツビーの元恋人の妹チャン役を好演する。ほかにも「シャーロック・ホームズ」シリーズのジュード・ロウや『ビール・ストリートの恋人たち』(18)のディエゴ・ルナ、『スポットライト 世紀のスクープ』(15)のリーヴ・シュレイバーらが集結し、運命のいたずらに翻弄される男女の恋愛模様を描く。御年84歳の監督自身も「僕は、昔からこういうクラシックなラブストーリーが大好きなんだ」と明かしている。
海外版予告と場面写真も到着し、予告ではギャツビーがガールフレンドのアシュレーから、学校の課題のためマンハッタンで映画監督に取材する機会に恵まれたと告げられるシーンから始まる。アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらないニューヨーク生まれのギャッツビーの様子や、思い通りに進まないプラン、予期せぬ出会いの連続など2人を巡るハプニングが軽快なジャズピアノに乗せ描きだされている。メトロポリタン美術館、セントラル・パーク、カーライルホテルなどニューヨークの数々の名所を、美しい音楽と雨音が彩るシーンも見どころだ。
ウディ作品の十八番である、美しい現代のマンハッタンを舞台に繰り広げられる苦くて甘いラブコメディ。若者たちの恋の行方はどうなってしまうのか。結末をぜひ劇場で見届けてほしい。
文/編集部