世紀の歌姫ホイットニー・ヒューストンの伝記映画を『ボヘミアン・ラプソディ』脚本家が手掛ける!

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世紀の歌姫ホイットニー・ヒューストンの伝記映画を『ボヘミアン・ラプソディ』脚本家が手掛ける!

世界で最も成功した女性シンガーであり、2012年に48歳で亡くなったホイットニー・ヒューストンの伝記映画『I Wanna Dance With Somebody』の制作が、『エブリシング』(17)のステラ・メギー監督で交渉中だという。Deadlineなどが報じている。

ホイットニーは、1985年に音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに見出されデビュー。直後から爆発的人気を誇り、ケヴィン・コスナーと共演した『ボディガード』(92)は世界で4億1100万ドルの興行収入を記録し、主題歌である「オールウェイズ・ラブ・ユー」を始め、全世界で2億枚以上のセールスをたたき出した。

映画の製作を務めるのは、デイヴィス、ホイットニーの義理の姉であり、ホイットニーの資産を管理するパット・ヒューストン、プライマリー・ウェーブ・ミュージック代表のラリー・メステル、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)などで製作総指揮を務めたデニス・オサリヴァン、そして本作の脚本も手がけるアンソニー・マッカーテンだ。

キャスト情報などは明らかになっていないが、製作陣は本作のビジョンについて、『ボディガード』の大ヒットなど輝かしい功績はもちろんのこと、ホイットニーの悲劇的な最後についても描くという。

19歳のホイットニーを見出したデイヴィスは、「私が知りうるホイットニーの物語は、まだすべては語られていません。マッカーテンが参加してくれたことを本当にうれしく思います」と、『博士と彼女のセオリー』(14)、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)などの脚本を手掛け、アカデミー賞ノミネート経験を持つマッカーテンの参加に感謝を述べた。

ヒューストン家のサポートの元、取材を行っているマッカーテンは、「本当にラッキーです。サポートのおかげで、ホイットニーを最もよく知っていて、当時現場にいた人々から、制作中にすぐ情報をインプットできるんです」と、積極的に映画制作を支える関係者に感謝しつつ、「大きなスクリーンで、彼女の忘れがたいパフォーマンス、美しい音楽、素晴らしい旅を再現できることは、とてつもなく責任ある仕事であり、特権でもあり、この仕事に関わる全ての人間にとって光栄なことです」と語った。

ホイットニーを演じるのは誰になるのか、「オールウェイズ・ラブ・ユー」などの名曲がどのように映画に登場するのか、今後の続報が待ち遠しいところだ。

文/編集部

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