『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリー監督、「トランスフォーマー」の前日譚アニメを制作!
『トイ・ストーリー4』(19)のジョシュ・クーリー監督が、人気シリーズ「トランスフォーマー」の前日譚を描くアニメーション映画を手掛けるという。「The Deadline」などが報じており、配給は玩具メーカー、ハスブロの子会社エンターテインメント・ワンとパラマウント・ピクチャーズだ。
本作はマイケル・ベイが監督を務めた『トランスフォーマー』(07)からスピンオフ作品『バンブルビー』(19)も含め、シリーズとしては7作目にあたり、シリーズ累計の世界興行収入は40憶ドルを記録。もともとは日本の玩具メーカー、タカラトミーがハスブロと業務提携し販売した、形態をトランスフォームして遊ぶことが出来るおもちゃシリーズに基づいており、正義のオートボットと邪悪なディセプティコンの争いを描いている。
アニメーションは実写映画「トランスフォーマー」シリーズの前日譚であり、サイバトロンという惑星を舞台に、平和的共存を求めるオートボットのリーダー、オプティマス・プライムと、力による征服を望むディセプティコンのリーダー、メガトロンの関係を中心に、争いの発端などを描くという。
制作は初期段階にありタイトルも未定だが、監督に『トイ・ストーリー4』でオスカーを獲得し、同じくオスカー作品である『インサイド・ヘッド』(15)の脚本も手がけたクーリーを迎え、脚本執筆のパートナーとして、『アントマン&ワスプ』のアンドリュー・ベーラーとガブリエラ・フェラーリが参加。現在脚本の草稿をチェックしている段階だという。
製作は『トランスフォーマー/最後の騎士王』(16)のロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ、『バンブルビー』のマーク・ヴァーランディアンになるのではと報道されている。
ハリウッド注目のアニメーション監督と、従来の「トランスフォーマー」シリーズを手掛けてきた製作チームがタッグを組む本作。一体どのような作品に仕上がるのか?「トランスフォーマー」ファンでなくとも必見の作品になるだろう!
文/編集部