批評家が選ぶ、ディズニーアニメランキング！『白雪姫』から『ズートピア』まで“フレッシュ”な名作11選
100％フレッシュを獲得した作品は2作品。ディズニー・アニメーションの長編2作目としていまから80年も前に製作された『ピノキオ』と、近年初めて実写映画化もされた人気キャラクター「くまのプーさん」の短編映画3本をまとめてひとつの長編にした『くまのプーさん 完全保存版』。その2作品はもちろん、上位に入った『白雪姫』『ダンボ』『101匹わんちゃん』と、いずれも世代や時代を超えて愛されつづける名作ぞろい。
そうしたなかで、21世紀に入って製作された作品からは『ズートピア』と『モアナと伝説の海』が大健闘。同じ年に製作された両作は、どちらも第89回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネート(『モアナ』は歌曲賞にもノミネートされた)。『ズートピア』が受賞する結果となったが、どちらもほかの名作と同じように、何十年先まで愛されつづける作品となることだろう。
また『シンデレラ』『アラジン』『美女と野獣』と近年実写化された定番の人気作に加え、ディズニー・アニメーションのみならず映画史に重要な1ページを切り開いた『ファンタジア』も高評価を獲得している。
クラシック音楽の名曲に乗せて当時の最先端のアニメーション技術と映画技術が集約された同作は、映画史上初めてステレオ音声が導入作品として知られている。その60年後にIMAXシアターでの上映を想定して製作された『ファンタジア2000』(00)と観比べながら、アニメーションの進化を体感してみるのもおすすめだ。
家族みんなで自宅で過ごす時などには、子どもも大人も楽しめるエンタテインメント作品は欠かせないものだろう。ディズニー公式サービス「ディズニー・デラックス」では、ディズニー・アニメーション作品からピクサー、「スター・ウォーズ」、マーベル作品など6000本もの映画・動画がいつでもどこでも見放題になっている。さらに様々なデジタルコンテンツが充実しており、ディズニーファンのみならず楽しめること間違いなしだ。
ディズニー・デラックスで過去の名作を楽しみながら、子どもはもちろん大人も懐かしいあの頃を思い出して、自分たちのお気に入りのディズニー・アニメーションを見つけてみるのも楽しそうだ！
文/久保田 和馬
