ほんわか女性からワイルドな女性へ。深田恭子『ワイルド7』で人生初ガンアクションに挑戦
「バイクに乗った七人のアウトロー警視」というキャッチコピーで、1969年から1979年に週刊少年キングで連載された人気コミックを、『海猿』シリーズの羽住英一郎監督によって実写化した『ワイルド7』(12月21日公開)で、深田恭子が人生初のガンアクションに挑戦している。
深田が演じるのは、美しいが影のある女・本間ユキ。過去にショッピングモール爆破事件に巻き込まれて家族を失い、深いトラウマを抱えながら生きている女性役だ。ある日、ワイルド7が出動する事件が発生。犯人をいよいよ退治するという瞬間、謎のスナイパーが出現し、犯人を射殺して走り去ってしまう。追いかけた飛葉(瑛太)はスナイパーを見失うが、迷い込んだ埠頭のクラブの中でユキと出会う。飛葉とユキは、街中をバイクで飛ばし、お互いに正体を知らぬまま、次第に心惹かれていく。
今までの女性らしいほんわかとしたイメージを覆し、本作でバイクに乗り、銃を手に復讐を誓うヒロインを熱演している深田は、「バイクに乗ったり、ガンアクションがあったりと、今までに演じたことのないワイルドな女性の役に挑みました。洋画のような迫力のあるエンターテインメント作品になると思いますので、ご期待ください」と、コメントを寄せている。深田について、羽住監督は「思わず吸い込まれてしまいそうな美しさの中に秘めた強い信念を見事に表現してくれたと思います。現代によみがえったダーティーヒーロー・ワイルド7の姿と共に、ヒロイン・ユキの美しさと大胆な存在が、観客逹の度肝を抜いてくれると思います!」と期待を込めて語った。
ワイルド7のメンバーに扮する、瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実は全員が大型二輪免許を取得。個性豊かな改造バイクを駆り、リアルをとことん追求した本物のアクションを劇中で披露しており、彼らのアクションシーンにも注目だ。【Movie Walker】