ジョニー・デップがエモーション・キャプチャーで演じた『ランゴ』の冒頭映像が初公開
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督が再びタッグを組んだ『ランゴ』(公開中)の冒頭映像が初公開された。
本作は、本年度のハリウッド映画祭で、ディズニー ピクサーの独擅場と思われていたハリウッド・アニメーション賞を見事に受賞。今回のアカデミー賞長編アニメーション部門でも有力だとも言われており、またジョニー・デップ初のオスカー獲得にも注目が集まっている作品だ。
カメレオンのランゴはいつも水槽ごしに見ていたテレビのヒーローに憧れるペットのカメレオン。そのランゴが自分自身で物語の設定を作り出し、水槽に飾られていたマネキンや魚のオモチャたちを相手に活躍をしようとするのだが、それも虚しく一人芝居は終わってしまう。カメレオンゆえに何者にでもなれてしまうランゴの予想もできない大冒険の幕開けを感じる冒頭映像となっている。
また、Gyao!で「あなたの好きなジョニーは?人気キャラクター投票!」と称して行った投票企画では、約1ヶ月間の投票期間の結果、断トツのトップを飾ったのは予想通り、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主人公ジャック・スパロウだった。理由としては、「個性的すぎる性格が良い!」といったものから、「平気で嘘をついたり、だらしなかったりするけれど、信念があるところが格好良い」など、外見だけでなく、内面に注目した回答も多く寄せられた。カメレオンのランゴもまた、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのように似た部分が多く、ランゴからジョニー・デップを感じることが出来るはずだ。
本作は、大人が自分を重ねて思わず苦笑してしまう、おかしくて切ない命がけの、小さなカメレオンの大きなアドベンチャー。本作を見れば、あなたの夢もきっと叶う!?【Movie Walker】