レディー・ガガ、いじめ問題でホワイトハウスに乗り込む
レディー・ガガが、いじめ問題についてオバマ政権の当局者と話し合うため、ホワイトハウスを訪れたと米ABCニュースの政治ブログが伝えている。
報道によれば、ガガは12月6日午後、大統領上級顧問のヴァレリー・ジャレットと、ホワイトハウス広報部の職員たちといじめ問題についてミーティングしたという。この日、オバマ大統領はカンザスを訪れており、ホワイトハウスにはいなかったようだが、大統領とガガは既に大統領の選挙資金集めイベントで対面している。その時にガガは、「いじめをなくすために大統領の力でできることをしてほしい」と、オバマ大統領に直訴しており、それが今回のミーティングにつながったと見るのが自然だろう。
オバマ政権は、ネットいじめや同性愛者いじめの問題に焦点をあてた「Stop Bullying」というウェブサイトを立ち上げ、ホワイトハウスでいじめ撲滅コンファレンスを開くなど、いじめ問題への取り組みを行っている。一方、ガガは、9月にファンの少年がいじめを苦にして自殺して以降、「いじめを犯罪として認めさせる」と公に主張しており、同問題に関する政治的活動が増えている。
また、ABCニュースが速報しているところによれば、同局の取材班がホワイトハウスを去るガガの姿を目撃したそうで、彼女は全身真っ白の装いで、白いロングドレスに白いジャケットを着用、足元にはトレードマークの超ハイヒールを履いていたそう。長いブロンドの髪はストレートで、メイクは地味な感じだったという。【UK在住/ブレイディみかこ】
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