AKB48映画第二弾公開に、大島優子「見せたくない一面を見せてしまった」

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AKB48映画第二弾公開に、大島優子「見せたくない一面を見せてしまった」

AKB48の表舞台と舞台裏の映像を交えた、彼女たちの姿に迫るドキュメンタリー第2弾『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』の初日舞台挨拶が1月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、出演者でAKB48メンバーの前田敦子、大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜、高橋みなみ、板野友美、宮澤佐江、高城亜樹、北原里英、峯岸みなみ、河西智美、横山由依、岩田華怜と高橋栄樹監督が登壇した。

本作ではAKB48の2011年の活動に密着、撮影された映像は2000時間を遥かに超えたという。昨年7月に行われ、3日間で9万人を動員した西武ドームでのコンサートの裏側では、前田、大島らが熱中症と過呼吸と戦う姿も収められている。その時を振り返り、前田は「周りで支えてくれている皆さんの大切さを感じました。申し訳ない気持ちになると、もっと止まらなくなってしまった。(映像を見て)がむしゃらだったんだな、私たち、と感じました」と、心境を明かした。映像を見て、その時の自身の姿を知ったという大島は、「ただのパニック女ですよね(笑)」と持ち前の明るさで吹き飛ばすも、「立たなきゃいけない、自分で何とかしないといけない。でも、何とかしようとするとわからない、どうしたら良いの誰か助けて、でも自分でやらなきゃいけないという気持ちだった。見せたくない一面を見せてしまった」と語った。1日目の公演後、秋元康から「最悪だった」と言われ、リーダーの高橋は「悔しかったですし、どうすればもっと良いものができるのかも、正直答えが出てこなかった」と吐露するも、「過呼吸になっている姿を見て、可哀想と思うんじゃなくて、その姿を見て、頑張ろうという活力にしてほしい」とメッセージを送った。

第二回選抜総選挙では9位と自身初のTOP10入りとなったものの、第三回選抜総選挙では11位と順位をさげてしまった宮澤だったが、「投票してくださった皆さんに申し訳ない気持ちになったんですけど、(大島)優子が『投票は私たちにとって、皆さんからの愛です』と言っているのを聞いて、申し訳ないと思う気持ちが申し訳ないのかなと思った」と、心の内を語った。

昨年3月11日の東日本大震災以降、計8回、被災地で支援活動やミニライブ、握手会を続けたAKB48。昨年5月に被災地へ訪問した篠田は、「行くまではライブなどをやって良いのか、私たちが行って良いのかと悩んでいました。でも、私たちを待っていてくれた人がたくさん、喜んでいる子供たちを見たお母さんたちが涙を流して喜んでくれて、来て良かった、また来たいと思いました。今年も被災地訪問は続けていきたいです」と誓った。12期研究生ながら、今回の舞台挨拶に選抜メンバーと共に登壇し、終始緊張の面持ちだった岩田は宮城県出身だ。陸前高田市へ訪問した岩田は「泣かないと決めていたんですが、感情が込み上げて、涙をこらえることができませんでした」と明かした。

本作では、この映画のために書き下ろされた未発表曲「ファースト・ラビット」が主題歌として起用されている。【Movie Walker】

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