佐藤二朗の第1子誕生をマメシバ一郎が祝福! 小動物とおじさんの登場に会場はギャップ萌え

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佐藤二朗の第1子誕生をマメシバ一郎が祝福! 小動物とおじさんの登場に会場はギャップ萌え

アラフォーニートと、彼の相棒であるマメシバ一郎の生活を描く『マメシバ一郎3D』の初日舞台挨拶が、2月4日にシネマート新宿で開催。佐藤二朗、高橋洋、高橋直純、亀井亨監督とマメシバ犬の一郎が登壇。撮影時より大きくなったという一郎のキュートな仕草に会場からは「可愛い!」と歓声が上がった。

個性派俳優の佐藤二朗が演じる主役・芝二郎のキャラクター性と、彼にそっと寄り添う愛らしいマメシバ犬。そのギャップが何とも味わい深い本シリーズ。まさかの3D映画化となった本作では、37年間無職の芝二郎がいよいよ“社会人”への脱皮に臨む。

佐藤は、「芝二郎は、脚本家の永森さんが僕に当て書きをしてくれた役。思い入れのある役なので、続編ができると聞いて嬉しかったです。前作の『幼獣マメシバ』から2年経って、今回また二郎は引きこもりに戻っている。人の成長って右肩上がりではない。これがまたリアルだと思いました。二郎がどう成長したかは、見て感じていただければ」と会場に語りかけた。二郎の幼馴染・陽介役を演じる高橋洋は、会場の熱気に驚いた様子で「やっぱり犬が動くと、みんなそっちを見るでしょ。犬の力をひしひしと感じています。入って来た時からお客さんのテンションがすごいので! 映画を見た後も熱い気持ちで帰っていただければ」と話した。本作の主題歌「大切なキミ」も担当する高橋直純は、「映画の中で、二郎さんがすごく良い表情をするシーンがあって。そのシーンを思って一気に曲を書き上げました」と楽曲の作成エピソードを披露した。

司会から、「“小動物とおじさん”の組み合わせが、今若い女の子から“ギャップ可愛い”と言われている」と伝えられ、出演陣のおじさん3人が一郎を中心に顔を寄せ合う場面も。じっとしていない一郎に戸惑う3人に会場は爆笑。佐藤も「ああ、こうやっておじさんが振り回されているのが良いんですね!」と汗だくになりながらも、身をもって納得した様子だった。これまでも『ネコナデ』や『犬飼さんちの犬』など、“小動物とおじさん”シリーズを手がけてきた亀井監督は、「“小動物とおっさん”は良いですよ。この組み合わせの良さに、なぜみんなが気がつかないのかと思った」と誇らしげだ。そして「今回は3D。笑いが飛び出す、笑いのために作りました」と微笑んだ。

さらに、昨年12月に第1子が誕生した佐藤に、一郎から花束が贈られた。佐藤は「これには、ありがとうという言葉しかありません」と照れながらコメント。最後には「地味ですが、得難い作品です。演者としても大切にしたい作品。是非楽しんでください」と語り、温かなな笑顔に満ちた舞台挨拶を締めくくった。

一目見ようとファンが会場に駆けつけるなど、この日も大人気だったマメシバの一郎。ふわふわの体、うるうるとした瞳の一郎が3Dで飛び出す映像は悶絶必至! 思わず抱き締めたくなってしまうはず。社会へと飛び出す二郎の姿も楽しみに、是非劇場で堪能してほしい。【取材・文/成田おり枝】

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