ナオミ・ワッツがダイアナ妃役に決定!事故死までの2年間を演じる
ナオミ・ワッツが、故ダイアナ妃の事故死までの2年間を描いた新作映画『Caught In Flight』(全米2013年公開予定)の主演に決定した、と英ガーディアン紙など複数のメディアが伝えている。
英紙ガーディアンによれば、同作の脚本はスティーヴン・ジェフリーズが担当し、メガホンは『ヒトラー 最期の12日間』(04)のオリヴァー・ヒルシュビーゲルが握るそうで、今年の撮影開始が予定されているという。
ヒルシュビーゲル監督は、「ダイアナ妃の温かみや人間らしさ、情の深さを表現することができる、素晴らしい女優を起用できて嬉しい」とコメントしており、ナオミは「時代のシンボルのような女性を演じることができて、とても光栄です。ダイアナ妃は世界中で愛されました。彼女をスクリーン上で再現するという大変な仕事に挑戦することを、楽しみにしています」とガーディアン紙に語っている。ナオミはオーストラリア出身の女優として知られているが、実は英国生まれで、14歳の時にオーストラリアに移住している。
故ダイアナ妃の伝記映画の製作の噂は数年前からあったが、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(3月16日公開)や『マリリン 7日間の恋』(3月24日公開)のような、アイコン的女性の伝記映画が当たっていることから、ここに来て複数の映画の製作が本格化しているようだ。『Caught In Flight』のライバル作品と言われている、故ダイアナ妃の警護官だったケン・ウォーフの著書に基づいたタイトル未定の映画も製作準備が進んでおり、こちらの主演女優候補には、シャーリーズ・セロンやキャリー・マリガンの名が挙がっており、警護官ケン・ウォーフ役の最有力候補はユアン・マクレガーだと報道されている。【UK在住/ブレイディみかこ】