レディー・ガガがマドンナに痛烈な皮肉!「反撃すらしたくない」

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レディー・ガガがマドンナに痛烈な皮肉!「反撃すらしたくない」

マドンナの「Express Yourself」に似ているとして盗作疑惑が取り沙汰されていたレディー・ガガの「Born This Way」を、マドンナ本人がツアーで「Express Yourself」とマッシュアップして歌っていることについて、ガガ本人が初めてコメントしたようだ。

英国版MTVのサイトによれば、ガガはニュージーランドのオークランドで行われたコンサートでこの件について言及したそうで、「他の人々に恥をかかせたり、からかったり、他人が作った曲をおちょくったりして優越感を感じる人もいるわ。だけど、そういうことは少しも私を良い気分にしない。自分は良くない人間なのだと感じてしまうだけ。今年は人間のネガティブな部分や、私を傷つけようとする人が存在するということを学んだわ。だけど、私はそういう人間ではないし、絶対にそういう人間にはならない。私は反撃すらする気にならないの。なぜなら、私にとって大切なのは音楽を作り続けることだけだか ら。25年前(『Express Yourself』がリリースされたのは1989年)と現在では、全く状況は違うわ。だからこそ、『Born This Way』は私にとって意味のある曲なのよ。もうこれで良いでしょう。これ以上、傷つけ合い、憎しみ合う必要はないわ」とファンたちに語ったという。

さらに、“ポップ界の女王”と呼ばれるマドンナをもじり、「私はあなたたちのファッキン女王になんてなりたくないわ。あなたたちの友達になりたいの」と皮肉を飛ばして会場を沸かせたらしい。

また、この夜の公演では、バックダンサーがうっかり落とした鉄の棒がガガの頭部に当たるというアクシデントがあったようだが、ガガは「ごめんなさい。頭を打って、ちょっと脳しんとうを起こしたみたいだけど、心配しないで。最後まで歌います」と言い、残り16曲を歌い切ったとTMZが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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