『海猿』が興収100億を目指せる大ヒット!伊藤英明は「邦画で金メダルを取りたい」
7月13日に封切られた『BRAVE HEARTS 海猿』は、前作『THE LAST MESSAGE 海猿』(10)の公開初日と、公開2日目の14日との土曜日対比で、12時正午現在、142%を記録。前作の80.4憶円を上回る、興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った。主演の伊藤は「本当にここまで支えてくださってありがとうございます」と感慨深い表情で舞台挨拶に立った。
本日は、伊藤英明、加藤あい、時任三郎、羽住監督の〈チーム仙崎〉と、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、伊原剛志の〈チーム吉岡〉の二手のチームに分かれ、TOHO六本木シネマズを皮切りに、都内8劇場で計10回の公開記念舞台挨拶ツアーを敢行。そのファイナルとなるお台場メディアージュで全員が集結した。伊藤は「やっぱり俺にはお前がいないとダメだ」と、佐藤を抱擁すると、佐藤も「俺もです」と、ラブラブぶりを観客に見せつけた。その後、伊藤たちが舞台挨拶でのエピソードを語ったり、佐藤がMCを務めたりと、賑やかな雰囲気でのトークが繰り広げられた。
ゲスト陣に出されたお題は、『海猿』を漢字1文字で表すという内容。羽住監督はキャストとスタッフとの信頼関係を示す「信」、時任はシリーズが続いてきたことに対して「続」と書いた色紙を披露。伊原は「海」、三浦は「絆」、仲と加藤は、それぞれ「自分の名前じゃないです」と弁解しながら、チームワークの良さを意味する「仲」と「愛」を、佐藤は、『海猿』をいつも応援しているフジテレビの笠井信輔アナに敬意を評して「笠」と記していた。
最後に伊藤が披露した色紙には「金」という文字が。「ここにいないキャストもみんな金メダルを取りたいと思っていると思います。夏休み映画ということで、邦画ナンバー1を目指す、金メダルを取るぞ」と、力強く語った。
最後に、伊藤たちはサインボールを客席に投げ、ファンたちの黄色い歓声が響く中、舞台挨拶は幕を閉じた。『BRAVE HEARTS 海猿』は映画の大ヒットの他、シェネルが歌う主題歌「ビリーヴ」も、7月11日で25万ダウンロードを突破し、レコチョク週間ランキングでは7冠を達成したという。今日から3連休だが、『海猿』旋風はしばらく続きそうだ。 【取材・文/山崎伸子】