玉木宏、全員アフロの観客を前に「ちょっと気持ち悪いけどありがたい」
世界46ヶ国でNo.1大ヒットを記録したファミリー映画『マダガスカル3』が、8月1日の映画の日に初日を迎え、玉木宏ら日本吹替声優たちによる舞台挨拶が行われた。玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳、おぎやはぎの小木博明、矢作兼たちゲストを、観客やスタッフ全員がレインボーアフロヘアで迎えた。玉木は「すごいですね。ちょっと気持ち悪いですね。嘘です(笑)。ありがたいですよ」と笑顔で語った。
指名手配されたライオンのアレックス(玉木宏)たちが、サーカス一座へ逃げ込み、新しい仲間たちとサーカスを繰り広げる『マダガスカル3』。玉木は「シリーズ最高傑作になっていると思います。3Dで見る価値のある映画です」と、自信を持ってアピール。柳沢は「『マダガスカル3』を見て、これからも良い夢見ろよ!」とお得意のキメゼリフを投げかけた。
「メルマン(キリン)が一番成長した」と言われた岡田は、「嬉しいです。意外と僕がメルマンをやっているって気付かれないんですが。今回、早口がすごくて」と言うと、高島は「歌に苦労しました。英語だったので」と苦笑い。すると柳沢が「高島さんが、“ニューヨーク”って歌うところで、『お風呂の“入浴”を思い出しましょう』って言ったんですよ」と面白エピソードを語ると、玉木たちや会場も大爆笑。
図体のでかいサーカスのクマに恋するキング・ジュリアンを演じた小木は「素でやってる感じでした。僕、プライベートでも、あんなデカイ不釣合いの女性にいくというか、結構ブス専的なので」と告白。それを受けて、相方の矢作は「でも、小木は自分のことを好きじゃないって子は好きじゃないので、その辺は訂正しておきます」と、鋭い突っ込みを入れていた。
舞台挨拶終盤では、5月2日に産まれたばかりの、子ライオンのアレックスがカゴに入って登場。ゲスト陣も大はしゃぎだった。最後に玉木は「ロンドンオリンピックを見るのも良いですが、映画でも素晴らしいサーカスをやっております。涼しい場所で、3Dで見てほしいです」と力強く締めくくった。確かにサーカスショーのシーンでは、3D映像ならではの醍醐味を堪能できる。本日は映画の日ということで、是非とも多くの人にスクリーンで見てほしい。【取材・文/山崎伸子】