ファン3000人が歓喜!伊藤英明ら『海猿』メンバーが新宿のブルーカーペットに大興奮
“海猿”こと海上保安庁の隊員たちの活躍を描く人気シリーズの最新作『BRAVE HEARTS 海猿』(公開中)のブルーカーペットイベントが8月11日(土)、東京・新宿通りで開催され、伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、羽住英一郎監督が登壇。通りを真っ青な海に見立てた全長約70mの“海猿ブルーカーペット”を清々しい表情で闊歩した。夏の暑さの中、沿道に集まったファンは約3000人。ファンが大歓声で迎える中、メンバーはサインや握手でその声に応えて、ファンサービスに専念した。ウォーキングの途中、『海猿』の私設サポーターから、それぞれが特製の金メダルを受け取って胸にかける場面もあり、メンバー一同が大喜び!伊藤は「10年間という年月の中で、本当にたくさんのファンに愛されている作品だなと感じています」と感激の面持ちで挨拶した。
本イベントは、新宿区文化事業プロジェクトである“映画の街・新宿”を盛り上げる祭典「シネ・フェスタ新宿」のプレミアイベントとして行われたもの。「シネ・フェスタ新宿」では、その年を代表する映画一作品を選出、プレミアイベントを誘致している。2010年には、前作『THE LAST MESSAGE 海猿』が選ばれており、今回はシリーズとして二度目の選出となった。加藤は「一生懸命にサインをするあまり、皆さんのお顔をあまり見られなかった(笑)。ここでもう一度お礼を言いたいです」と微笑んだ。ブルーカーペット初体験となった仲は、「新宿っていつも車で通っているんですけど、ここ封鎖しちゃうんだ!」と興奮気味にコメントした。
オリンピックも盛り上がりを見せる中、伊藤は「興味を持って見たのはサッカー。日の丸や色々なものを背負って、自分の力を出し切るのはすごいこと。おこがましいけれど、この仕事にも似ているのかなと思う。背負っているものがあると、そう簡単には諦められないですから」と真摯な眼差しで仕事への思いを語ってくれた。また、お約束の武田鉄矢のモノマネを披露するなど、ムードメーカーとなっていたのが三浦。「体操の内村航平選手と同年代で。俺も負けていられないな!と思った」と微笑んだ。続けて「僕も新体操のドラマをやっていたので、内村選手を見て久しぶりにバク転してみようと思って。でも止めときました」と語り、会場の笑いを誘っていた。
公開から約1ヶ月間で、既に観客動員は370万人、興行収入は47億円を突破(8月7日現在)。まさに金メダル級の大ヒットとなっている本作。“海猿”たちの勇気と絆が、まだまだこの夏を熱くしてくれそうだ。【取材・文/成田おり枝】