佐藤健の剣さばきは金メダル級!ロンドン五輪銀メダリスト太田雄貴とがっちり握手!
シリーズ累計5700万部を突破し、テレビアニメも大ヒットを記録した国民的コミックの実写化作品『るろうに剣心』(8月25日公開)。そんな本作の舞台挨拶付きプレミア試写会が、8月15日に東京国際フォーラムで実施され、佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之らキャスト陣と大友啓史監督、そして先日閉幕したばかりのロンドンオリンピックでフェンシング銀メダリストに輝いた太田雄貴選手がスペシャルゲストとして駆けつけた。
かつて“人斬り抜刀斎”の異名で恐れられ、動乱の幕末を駆け抜けた剣客・緋村剣心。時は流れて明治11年、自らに課した不殺(ころさず)の誓いを守り、流浪人となっていた彼は、町道場を営む神谷薫を助けた縁で、神谷道場に居候することに。そこに“人斬り抜刀斎”の名を語る偽者や、元・新撰組の斎藤一、野心を秘めた実業家・武田観柳といった強敵が現れ、剣心は再び戦いに身を投じていくことになる。
劇中で緋村剣心を演じた佐藤は「今日はお暑いなか、お越しいただきましてありがとうございました。この暑さを吹き飛ばす、ものすごくパワーのある作品に仕上がっているので思いっきり楽しんでいってください!」と、作品が完成した喜びと共に挨拶。今回の試写会には4000人ものファンが集まったことを聞かされると、「そんなに大勢!?規模が大きすぎてまだ実感が持ててないけど、この映画は僕にとっても特別な作品なので、一人でも多くの方に見ていただけると嬉しいです」と率直な感想を聞かせてくれた。
続いて、原作コミックの大ファンであり、ひと足早く本作を鑑賞した太田選手は「とにかく剣心の剣さばきに圧倒されっぱなしの2時間でした。剣を持つ者の一人として、緋村剣心は憧れの存在。見終わった後、『僕ももっと強くなりたい!』と心の底から思いました。世界中の強豪選手と戦ってきましたが、正直、剣心とは戦いたくないですね(笑)」と、映画の魅力を熱く語った。また司会者から、映画の出来栄えについて聞かれると、「僕は今回のオリンピックで銀メダルでしたが、この映画は間違いなく金メダル級の超大作ですね!」と話し、佐藤と固い握手を交わした。【六壁露伴/Movie Walker】