ディズニーが『スター・ウォーズ』シリーズを買収!2015年に続編公開へ
ディズニーがジョージ・ルーカスの映像製作会社ルーカスフィルムを約40億ドル(約3200億円)で買収する、と英BBCニュースが伝えている。ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』シリーズの製作会社であり、ルーカス監督は今回の買収につき、「『スター・ウォーズ』シリーズを、新世代の映画の作り手たちに渡す時がきた」と語っている。
買収を発表する声明の中で、ディズニーは2015年に『スター・ウォーズ』シリーズの7作目を公開する予定であると宣言している。その後、8作目、9作目も製作され、2年から3年に1本のペースで公開を予定しているが、ジョージ・ルーカスは脚本執筆も監督もしないという。同シリーズの最後の作品は、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(05)だったが、ディズニーは同シリーズの続編には大きな需要があると見込んでいるらしい。
「過去35年間、『スター・ウォーズ』が新しい世代に引き継がれて行くのを見るのは、自分にとって素晴らしい喜びだった。『スター・ウォーズ』は、自分がいなくても続いていくだろうといつも信じていた。自分が生きているうちに、その引き渡しの手はずを整えるのは重要なことだ」と、ルーカス監督は語っている。
ディズニー側は「ルーカスフィルムの評価額は、我々が2009年にマーヴェルを買収した時の評価額とほぼ同じ」と語っており、買収価額のほとんどが『スター・ウォーズ』シリーズに対する評価額で構成されているという。【UK在住/ブレイディみかこ】
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