ジョージ・ルーカス、『スター・ウォーズ』売却収益を慈善基金に寄付
『スター・ウォーズ』シリーズの製作会社ルーカスフィルムをディズニーに売却することを発表して話題になっているジョージ・ルーカスが、約40億ドルと伝えられている売却額のほとんどを慈善基金に寄付する意向を明らかにしている。
これは、同監督のスポークスパーソンがThe Hollywood Reporterに語ったもので、「ジョージ・ルーカスは、この取引が成立したら、その収益のほとんどを彼自身が運営している慈善基金に寄付する意向を明らかにしました」という声明を発表している。また、ルーカス自身も「過去41年間、僕は自分の時間と資金のほとんどを自分の会社に注いできました。そして今、人生の新たなチャプターを始めるに当たり、自分の時間と財産を慈善活動に投入する機会を持てることに満足しています」と付け加えている。
ジョージ・ルーカスは、自ら立ち上げた教育系の慈善基金George Lucas Educational Foundationの一部であるEdutopiaの会長を務めており、『スター・ウォーズ』シリーズを売却した収益は、教育を目的とした慈善活動のために寄付される、と考えられている。
The Hollywood Reporterは、ジョージ・ルーカスが2010年に「僕は、自分の財産のほとんどを教育向上のために使いたいと思っている。それは人類が生き残るための鍵だ」と語っていたと伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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