森三中・黒沢が『シュガー・ラッシュ』のイベントで大暴走ダンス!?
ディズニーの最新作『シュガー・ラッシュ』(3月23日公開)の来日記者会見が、2月14日にユナイテッドシネマ豊洲で開催され、リッチ・ムーア監督とプロデューサーのクラーク・スペンサーが来日。劇中のレーサー役の声優を務めたよしもと女芸人ユニット“シュガーズ”のメンバーから、森三中とアジアンが彼らを出迎えた。リッチ・ムーア監督は「日本のフレーバーがたくさん詰まっているので、日本のお客さんには特に楽しんでもらえると思います」とアピールし、愉快なバレンタインデーのイベントで大はしゃぎだった。
アニメーション界のアカデミー賞ことアニー賞では、作品賞をはじめ監督賞、脚本賞、声優賞、音楽賞の最多5部門を制し、第85回アカデミー長編アニメーション賞にもノミネートされている本作。ムーア監督は「非常に光栄だし、エキサイティングしたよ」と笑顔を見せた。「4年かけて、スタッフと一生懸命作り上げた。挫折しそうになったこともあったけど、完成した映画は観客や批評家の方に絶賛された。頑張って良かったよ」。
本作を彩るAKB48の楽曲Sugar Rushについては、本作の音楽スーパーバイザー、トム・マクドゥーガルの助言があって取り入れたのだそう。監督は「見た目もサウンドも、『シュガー・ラッシュ』の世界観にぴったりだった。また、48人の女子のメンバーがいると聞いてびっくりしたよ。彼女たち以外に考えられないと思った」と興奮しながらコメント。プロデューサーもお墨付きのようで「ポップなサウンドが良くて、彼女たちなら本作の世界を体現してくれると思ったよ」と語った。
その後、本日がバレンタインデーということで、シュガーズが登場。ノリの良い監督は、彼女たちを見て「ビューティフォー!」とリップサービスすると、シュガーズたちも「センキュー!」と満面の笑顔を見せた。彼女たちは、監督たちにお菓子でできたオリジナルレーシングカートをプレゼントし、監督も大喜び。なかでも黒沢かずこは大暴走し、監督の前で激しいダンスパフォーマンスを披露。監督が「良い人を紹介しますよ」と、主人公ラルフを指差すと、黒沢は「私が細身に見えるから良いわ」と大喜びし、ラルフのスタンディに抱擁した。
『シュガー・ラッシュ』はゲームの世界の裏側を舞台に、悪役のラルフと、レーサーになれない少女ヴァネロペが大冒険を繰り広げる感動のファンタジーアドベンチャー。『トイ・ストーリー』のゲーム版とも言える愉快な世界観や、スピード感あふれる映像美に心躍る快作に仕上がっている。【取材・文/山崎伸子】