鈴木福が夕張の凶暴ゆるキャラと対決!
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013招待作品『コドモ警察』(3月20日公開)のフォトセッションが、2月23日にアディーレ会館ゆうばり前で開催。雪のちらつくなか、主演の鈴木福と福田雄一監督が夕張の名物キャラ夕ー、メロン熊と対面した。鈴木は「会う前はもっと怖いと思ってたけど、可愛い!」と愛らしい笑顔を見せた。
夕張のメロンを食い荒らして変貌したフルーツアニマルという、特異な設定から生まれたキャラクターのメロン熊。歯をむき出しにした恐ろしい風貌がウケ、話題沸騰となっている。サングラスをかけてデカ長スタイルで現れた鈴木は、襲いかかるメロン熊に銃で応戦!「もっと、ガーッて口が開いて、目が白くなっているメロン熊はもっと怖いんだよ」と、楽しそうに教えてくれた。
また、夕張の感想を聞かれると「すごい雪が積もってる!ジンギスカンを食べた。いっぱい食べちゃった!これは太るよね」と目を輝かせ、初めての夕張に大満足の様子だ。そして、福田監督が「来年もまた夕張に来たい」と話し始めると、鈴木は「来年はみんなで来たい。来年は世界で一番大きなカマクラを作りたい!」と、やる気満々で話してくれた。
福田監督は夕張の観客の反応にも大いに励まされたという。「皆さん、舞台挨拶も笑ってくれて。ご家族連れが多くて、本当に嬉しかった。実際にご家族で見られている姿を見るのは、今回が始めてだったので、ちゃんと笑ってもらえる作品なんだなと実感できた」とコメント。「ゆうばり映画祭と『コドモ警察』の相性がばっちりでした!やっぱり、絶対に来年も来なきゃだね!」と、鈴木と仲良く親指を立ててみせた。本作を熱い拍手と笑顔で迎えた夕張のファンのためにも、是非とも続編を携えて夕張に戻って来てほしい。【取材・文/成田おり枝】
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