アン・ハサウェイがオスカーW女優賞受賞のチャンスを逃した理由
アン・ハサウェイは昨年のアカデミー賞で、『レ・ミゼラブル』(12)のファンティーヌを演じ助演女優賞を受賞したが、実は、主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスの対象作品『世界にひとつのプレイブック』(12)も当初はアンが主演する予定だったそうで、W女優賞受賞の一世一代のチャンスを逃していたことがわかった。
これは『世界にひとつのプレイブック』のプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが明らかにしたもので、アンは同作のデヴィッド・O・ラッセル監督とクリエイティブな面で意見が衝突し、自ら降板していたようだ。
「あの映画の主役は、当初アン・ハサウェイとマーク・ウォールバーグになるはずだった。だが、アンが降板した。彼女は素晴らしい。アンは僕が選んだのさ。僕は彼女が大好きだからね。アンの出演が決まり、マークも決まっていたんだが、ああいう風になってしまった。デヴィッドとアンの作品に対する意見が対立してね。彼らは気が合わなかった。それでジェニファー・ローレンスと数人の女優が候補に挙がった。僕は『いったいどうやってアンの代わりを見つけるんだ』と言っていたんだよ。そしたら、ある素晴らしい人物(ジェニファー・ローレンス)が部屋に入って来て、それですべてが決まった」とワインスタインが語ったことをE!Onlineが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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