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第20回全米映画俳優組合賞発表!オスカーの行方は?

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第20回全米映画俳優組合賞発表!オスカーの行方は?

現地時間の18日、ロサンゼルスで第20回全米俳優組合賞の授賞式が行われ、キャスト賞にはゴールデングローブ賞(以下GG賞)のコメディ・ミュージカル部門で作品賞に輝いた『アメリカン・ハッスル』が選ばれた。

また、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞には、それぞれGG賞ドラマ部門の主演男優賞と同女優賞、助演男優賞に輝いたマシュー・マコノヒー、ケイト・ブランシェット、ジャレッド・レトが選ばれたが、助演女優賞は、GG賞で同賞を受賞したジェニファー・ローレンスではなく、新人のルピータ・ニョンゴ(『それでも夜は明ける』)が選ばれ、「父親に『ブラッド・ピットと共演するの!』って一番に報告したら、『彼の人柄は知らないけれど、よかったじゃないか』って言われたの」と新人らしいスピーチで会場のブラッド・ピットが微笑む場面も見られた。

今年で20回目を迎える同賞受賞作品は、アカデミー賞との相違がみられるものの、特に今年のアカデミー賞で混戦模様が見られる主演男優賞に関しては重なる可能性が高い。

94年にトム・ハンクスが『フォレスト・ガンプ 一期一会』(94)で主演男優賞を受賞して始まった同賞は、オスカーのノミネート者とかぶることも多いうえに、その後、2000年から03年の4年間だけはアカデミー賞の受賞者と異なる人物が受賞しているが、それ以前と05年から昨年13年までは、完全に受賞者が一致している。

その傾向を考えると、今年はマシュー・マコノヒーが受賞する確率が高くなってきたが、今年は全米俳優組合賞にノミネートされたフォレスト・ウィテカーとトム・ハンクスに代わって、オスカーではレオナルド・ディカプリオとクリスチャン・ベールがノミネートされる波乱もあり、まだまだ予測は難しそうだ。

混戦模様が続いている助演女優賞に関しては、2つの賞のダブりはそう高い確率ではないことから、最後までジェニファーとルピータの争いは続きそう。なお、第86回アカデミー賞授賞式は、現地時間の3月2日(日)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。【NY在住/JUNKO】

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