「仮面ライダー555」ヒロイン役から10年…26歳の芳賀優里亜が見せた大胆濡れ場シーンの裏側は?

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「仮面ライダー555」ヒロイン役から10年…26歳の芳賀優里亜が見せた大胆濡れ場シーンの裏側は?

人気作家・桜庭一樹の初期の作品で、非合法の格闘イベントで戦い続ける少女たちの姿を描いた『赤×ピンク』(2月22日公開)。性同一性障害に悩む主人公・皐月役を演じた芳賀優里亜に単独インタビューし、本作で見せた数々のチャレンジングの真相を聞いた。

今回の作品、どうしても目が行ってしまうのが、芳賀とDVな夫から逃げてきた人妻・千夏を演じたグラビアアイドル、多田あさみによる濡れ場シーン。「打ち合わせをしっかりしていたので、他のシーンと何の変わりもなく演じていましたね」と、さすが堂々たるもの。「カメラ2台で最小限のスタッフで撮影したり、あまりテイクを重ねないようにしていただいて、スタッフさんの配慮もあったり、チームワークもよかったです」と、一丸となった現場の雰囲気の良さが窺えた。

そんななか、彼女なりに気を遣ったという点も。「多田さんに対して、攻める側とはいえ、壊れものを扱うように繊細に、どのようにしたら愛おしく見えるのだろうという事ばかり考えていましたね。実際に演じてみて私よりも、攻められる側で、榊英雄さん演じる夫からDVを受けたりする多田さんのほうが大変だったと思いますよ」。

また、今回の作品では主題歌「イチル」(2/19配信)も自ら作詞から手掛け、歌っている。「最初にお話をいただいた時から『主題歌もどう?』と言われて。昔の『セーラー服と機関銃』のイメージもあったし、角川作品は主題歌も歌うのかなって思ってたんですよ。主演映画で主題歌もなんて話があったら、すごいなと思っていたので、正直『まさか!?』って感じでした(笑)」。

芳賀優里亜が注目されるきっかけとなった「仮面ライダー555」への出演は、いまから10年前。昨年11月で彼女も26歳になり、本作の主演は“挑戦”という意味合いも強かったという。「最初にプロデューサーさんから『芳賀さんの代表作にしよう』と言っていただいて、本当にそうなったらいいですね」。現在は舞台の作・演出をしたり、小説を手がけたりとマルチな活躍を見せる芳賀優里亜。今後の活動にも注目しつつ、まずは『赤×ピンク』で繰り出す数々の見せ場をその目で確かめてみてはいかがだろうか。【取材・文/トライワークス】

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