ラッセル・クロウ、「今までで一番ハードな仕事だった」と撮影を振り返る!3年半ぶりの来日も緊急決定
聖書に記された“ノアの箱舟”の伝説を、『ブラック・スワン』(10)のダーレン・アロノフスキー監督が映像化した『ノア 約束の舟』(6月13日公開)。聖書の記述をもとに作った巨大な箱舟や世界を襲う迫力の大洪水など、驚異的な映像にも注目が集まっているが、豪華なキャストが集結している点も見もの。なかでも、箱舟を作る役目を負うノア役を務めたラッセル・クロウの演技は圧巻!そんな彼が役柄と撮影について、次のような発言を残している。
神から啓示を受け、箱舟作りに執念を燃やすノア。これまで、刑事や義賊、ボクサーなど数えきれないほどのキャラクターを演じてきたラッセルだが、今回の役作りについては決して楽な作業ではなかったという。「いつもは自分なりにキャラクターを作り上げていくことができる。そのキャラクターを熟知して、肉付けしていくことがね。ところが、ノアに関してはそれが出来なかった」と、実力派のラッセルにとってもノアという人物は、なかなかの難役だったようだ。
また撮影中、ハリケーンなどの荒天に見舞われるなど、かなり苦労を強いられたそう。「ハリケーンや吹雪もあったけど、特に雨が酷かった。撮影中36日間は雨だったんだよ。それに、海での撮影も過酷でね。15分以上入っていたら死んでしまうほど、水温が低い季節だったんだ」と、肉体的にも厳しい環境下で臨んだことも明かしている。
5月13日に7年半ぶりに来日し、親日家をアピールしていたダーレン・アロノフスキー監督については、「100%映画監督。真のクリエーター」と絶賛するラッセル。一方、監督も「地球上に、ノアを演じることができる俳優はラッセル・クロウしかいない」と語るほど、絶対的な信頼を寄せている。そんなラッセルだが、この度、5月19日(月)に緊急来日することが決定!日本に来るのは3年半ぶりとなるが、今回、スケジュールの都合で日本の滞在時間はわずか10時間(!?)とのこと。舞台挨拶も行われるというので、何を語ってくれるのか、今から楽しみだ。
ラッセルに「今までで一番ハードな仕事だった」と言わしめた『ノア 約束の舟』。オスカー俳優の魂のこもった熱演をしっかりと堪能してほしい!【トライワークス】