「MOZU」の殺し屋役がスゴ過ぎると話題騒然!池松壮亮、映画でも怒涛の出演ラッシュ!!
多くの作品が折り返し地点を迎えている春ドラマのなかで、TBSとWOWOW共同制作による連続ドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」は、西島秀俊、香川照之、真木よう子ら豪華キャスト共演でも話題。そんな中、狂気をはらんだ不気味な存在感を放ち、5月15日放送の第6話で視聴者を騒然とさせたのが、記憶喪失の殺し屋・新谷を演じている池松壮亮だ。
その第6話では、殺し屋の血を目覚めさせた新谷が、瞬く間に敵を殺害。看護師の制服をまとい、血を浴びながら人を殺すさまには、震撼させられた。その強烈なインパクトには、「とにかく怖過ぎる!」「もはやホラー」などの声が集まる一方、「ハマっている」とその“好演”を絶賛する声も。今週5月22日の放送では、新谷と、警視庁公安部の警部・倉木(西島秀俊)がとうとう対面することもあって期待を膨らませているファンも多いことだろう。
現在23歳、今後ブレイク必至の呼び声高い池松は10歳のとき、ミュージカル「ライオンキング」のヤングシンバ役で俳優デビュー。2年後、トム・クルーズ主演作『ラスト サムライ』(03)でいきなりハリウッド映画デビューを飾り、さらに2年後には『鉄人28号』(04)で映画初主演を果たしている。
最近では衝撃作『愛の渦』(13)で、上映時間123分中、着衣時間18分半というチャレンジングな役どころを、体当たりで演じ切ったことは記憶に新しい。今後公開される出演映画は、『舟を編む』(13)の石井裕也監督と事務所の先輩で同郷の妻夫木聡と共演する『ぼくたちの家族』(5月24日公開)や、中沢けいの小説を実写化する『海を感じる時』(9月13日公開)、実在した日系人野球チームの活躍を描く『バンクーバーの朝日』(12月公開)などが待機中。さらに来年には、宮沢りえと共演する『紙の月』(15年公開)も控えている。
数々のドラマや映画、舞台に出演する一方、実は日本大学藝術学部の映画学科監督コース卒業という経歴も持つ実力派。未知の可能性を秘めた注目株となるのは確実だ。演じるキャラクターごとに新たな魅力を放つ池松の今後の動向から目が離せない!【トライワークス】