山田孝之、藤原竜也に早口言葉で劇的勝利!噛みまくりの対決に会場も大爆笑
サスペンス・アクション『MONSTERZ モンスターズ』の初日舞台挨拶が5月30日に新宿ピカデリーで開催され、藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、落合モトキ、中田秀夫監督が登壇した。藤原と山田が初共演を果たした本作。藤原は「勉強になったし、今振り返ってみても面白かった。山田くんとの対決、その終着点を見ていただきたい」と手応えを語った。
本作は、藤原と山田演じる、対立する力を持った宿命の2人が出会い、壮絶な戦いを繰り広げる物語。「今まで出会っていたようで出会っていなかった」と山田との初共演を喜んだ藤原。一方の山田は「夏の撮影で大変でしたが、アクションにも挑戦できたので良い経験になった」とコメント。さらに「緊迫したシーンが出てきたと思ったら、裸の男が出てくる。また緊迫したシーンがあって、また裸の男が出てくる。そんな映画です」と自分なりの見どころを語り、会場の笑いを誘っていた。
また「対決」が本作のテーマとなることから、プロモーションでは数か月間にわたってさまざまなバトルを繰り広げてきた2人。公開初日のこの日は、最終決戦として観客の前で早口言葉で対決。3つの早口言葉を3回ずつ唱え、早いタイムで言い終えた方が勝ちとなる。
藤原が先陣を切りチャレンジしたが、「この竹垣に、竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけた」で大苦戦。「立てか、立て、立て、立て」とカミカミになると、山田もそんな藤原に飽きれたのか膝を抱えて座り込んでしまい、会場も大爆笑。続いて山田が唱え始めたが、山田も「この竹垣に」の早口言葉でつっかえてしまい、何と同タイムという結果に。
最終的に、「この竹垣に」の早口言葉にもう一度トライ。またしても噛みまくってしまった藤原に対して、山田がスラリと言い切り、見事に勝者となった。山田は「すごく疲れました」とぐったりしていたが、会場からは拍手が上がるとともに大きな笑顔がこぼれていた。【取材・文/成田おり枝】