佐藤健、『るろうに剣心』大ヒット御礼舞台挨拶で「ずるいよね、あんな終わり方」と謝罪!

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佐藤健、『るろうに剣心』大ヒット御礼舞台挨拶で「ずるいよね、あんな終わり方」と謝罪!

佐藤健主演で人気漫画を実写映画化したシリーズ第2弾『るろうに剣心 京都大火編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が8月10日に新宿ピカデリーで開催され、佐藤健、青木崇高、大友啓史監督が登壇。台風11号の影響も心配されたが、佐藤は「雨、大丈夫でしたか?気をつけて帰ってくださいね」と気遣いを見せ、「傘、持っているよね。帰り道はそれで戦いながら帰るんでしょ?」とソードアクションを見終えた観客を笑わせた。

8月1日より公開がスタートし、14年に公開された日本映画の実写作品でナンバーワンの大ヒットを記録した本作。公開9日間ですでに興行収入17億円を突破するなど、“るろ剣旋風”を巻き起こしている。今回の舞台挨拶は、8月9日、10日の2日間で日本全国10都市12回を巡るツアーを敢行したもの。10日夜に新宿でゴールを迎えた。佐藤は、出身地である埼玉の劇場でも舞台挨拶を行ったそうで、「アットホームな雰囲気で迎えてくれて、嬉しかった」と笑顔を見せていた。

フィリピンでのアジアプレミアも大盛況、北米プレミアとして上映されたファンタジア国際映画祭では、見事、観客賞を受賞したことが発表された。上映に立ち会った大友監督は「上映前からスタンディングオベーションが起きていた。映画祭の人も初めてだって言っていました。かなり盛り上がって、『次を見せろ』と散々、責められました」と、状況を報告。会場からも拍手がわき起こっていた。

またこの日は、剣心の宿敵・志々雄役を演じた藤原竜也から、会場にメッセージが届けられた。メッセージでは「これだけの大作を、1年以上背負って全うする大変さは計り知れない」と佐藤に最敬礼。「過酷で大変でしたが、充実したもの作りで、刺激をたくさんもらった。『伝説の最期編』もきっとすごいことになっていると思います」と続編への期待を膨らませていた。

すると佐藤も「ずるいよね、あんな終わり方。ごめんなさい」と、前編のラストについて観客に謝罪。「でも、待った甲斐のあるものを見せられるので、楽しみにしていてください」とニッコリ。「これは、2つでひとつの映画です。9月13日、『伝説の最期編』の公開で再び『るろうに剣心』ブームを巻き起こしたい。本当の伝説を作れたらと思っています」と力強く語り、会場からも大きな拍手。大ヒット御礼舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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