『るろ剣』で完璧な瀬田宗次郎を再現した神木隆之介。そのハマリ具合はまさに衝撃的!
公開直後から絶好調の滑り出しで、今なおその勢いが止まらない『るろうに剣心 京都大火編』(公開中)。完成度の高さが絶賛されているが、なかでも主人公・剣心と敵対する瀬田宗次郎を好演した神木隆之介の役づくりがスゴいと話題になっている。瀬田宗次郎役のハマり具合は、まさに衝撃的!そんな彼の巧みな演技に着目したい。
天才的な剣術の持ち主である宗次郎は、喜怒哀楽の“楽”以外の感情が欠落し、何を考えているのか分からない面持ちでつねにニコニコ…そんなクールでありながらも可愛らしい一面が、女性ファンの間で支持されている。その人気キャラを、子役時代から培ってきた演技力で想像をはるかに上回る宗次郎を体現!とくにニヒルな表情を浮かべながら明治政府の大久保を暗殺する姿は、原作の宗次郎と瓜ふたつ。二次元から飛び出てきたようなハマりっぷりで観客を魅了しているのだ。
また劇中、神木は見事なアクションも披露。「部活並みに練習した」という剣心との戦闘シーンで魅せる殺陣のスピードは鳥肌もので、彼の役者魂がキラリと輝いている。そして、9月13日(土)より公開される2部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』では、前編とはうって変わり、宗次郎は“楽”以外の感情を爆発させる。彼がどのような七変化をみせるのかは、見てのお楽しみだ。
また今後も人気コミックを原作にした実写映画への出演が続く神木。『神さまの言うとおり』(11月15日公開)では暴力を愛する男を演じており、『るろ剣』とはまたひと味違った狂気的なキャラクターで観客を楽しませてくれるだろう。また、来年公開予定の『バクマン。』では文才に長けた高木秋人役に出演するなど、こちらも目が離せない。未知なる魅力を秘めた神木隆之介のこれからの活躍と進化に注目だ!【トライワークス】