M・スコセッシが伝説のバンド「ラモーンズ」のドキュメンタリーを監督
マーティン・スコセッシが、米国の伝説的パンク・バンド、ラモーンズのドキュメンタリーを監督するとWENNが伝えている。
2016年はラモーンズのファースト・アルバム「ラモーンズの激情」のリリースから40周年にあたり、それを記念してラモーンズ関連の様々のプロジェクトが準備されているそうで、スコセッシ監督のドキュメンタリーもその一環として公開されるという。
ラモーンズの遺産を管理しているジェフ・ジャンポールが、ビルボード誌の取材に対し、新作ドキュメンタリーにはこれまで公開されたことがないバンドの映像が含まれていることを明らかにし、「大量のバンドの映像を我々は入手した。そのほとんどがこれまで誰の目にも触れたことのないものだ。70年代から80年代にかけてのツアー中のバンドを撮ったものだ」と話しており、新たなドキュメンタリーはこれらの映像を中心に製作されると考えられる。
また、2016年に向けて準備されているほかのプロジェクトについては、「様々なプロジェクトが同時進行している。その中には、舞台で上演される芝居もあるし、本もある。ドキュメンタリー映画はすでにマーティン・スコセッシが担当することに決まっている」と語っている。
ラモーンズはパンクの元祖とも呼ばれ、ロンドン・パンクにも多大なる影響を与えた。今年7月にトミー・ラモーンが胆管がんで死亡し、オリジナル・メンバーは全員他界した。【UK在住/ブレイディみかこ】
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