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好きって気づいて!相葉雅紀が女子の恋心を察知できない超“鈍感男子”に

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好きって気づいて!相葉雅紀が女子の恋心を察知できない超“鈍感男子”に

端から見たらお似合いなのに、なぜかカップルにならないもどかしい男女…といった場面は、誰もが見たことがあるだろう。中村航の小説を犬童一心監督が映画化し、若者4人の切ない恋愛模様を描いた『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(11月22日公開)でも、そんな“もどかしすぎる”1組の男女が登場する。

本作で描かれるその2人とは、相葉雅紀演じる漫画家志望の青年・光と、光に密かに思いを寄せているが恋を進展させられない、榮倉奈々扮するしっかり者の杏奈。優しすぎていつもペコペコしている光を、叱咤しながら応援する杏奈の関係性は、まるで姉弟のよう。だがそれ故に、なかなか恋愛ムードには発展しない。光が、自分を想う杏奈の恋心にまったくもって気付かない、超“鈍感男子”なのだ!そのうえ、光が一目惚れをした、才色兼備の世界的照明アーティストとの仲を杏奈が取り持ってあげるという、見ている方がかなり気をもんでしまう展開に…。

そんなもどかしい2人の関係なのだが、本編で登場する幼なじみならではのエピソードは微笑ましい。互いの家を気軽に行き来し、一日の出来事を報告し合ったり、毎年クリスマスケーキを一緒に食べると決めていたりなど、こんな幼なじみがいたら楽しいだろうな、とほっこりさせられるエピソードが盛りだくさん。お互いを知り尽くし、理解し合える仲良しな光と杏奈の関係性が、思わず羨ましくなるだろう。

また、山下達郎が音楽監修を務めていることでも話題の本作。山下の名曲「クリスマス・イブ」をはじめ、誰もが知っているクリスマス・ナンバーの数々が劇中歌として登場し、男女4人の片想いをさらに切なく、ロマンチックに演出している。杏奈のように、「好きって気づいて!」オーラを出しながら“鈍感男子”に片想いしている女子たちは、彼を誘って本作を鑑賞すれば、少しは想いが伝わるかも?【トライワークス】

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