山下智久、初の本格ラブストーリー『近キョリ恋愛』で初のNo.1を獲得!
先週2位でスタートした青春ラブストーリー『近キョリ恋愛』が2週目にして首位の座に輝いた。初週から大幅に成績を落とすことなく、土日2日間で動員10万766人、興収1億2369万6400円という好推移を見せた本作。先週も興収では『ふしぎな岬の物語』を上回っていたが、動員の差で若干及ばなかっただけに見事リベンジを果たした形だ。
主演の山下智久にとって、映画主演は『クロサギ』(08)、『あしたのジョー』(11)に次いで3本目。甘いセリフやラブシーンなどがふんだんに盛り込まれた『近キョリ恋愛』は彼にとって初の本格ラブストーリーだが、『クロサギ』が最高4位、『あしたのジョー』は最高3位であったため、これが初めてのNo.1獲得に!なお、ジャニーズ事務所の所属タレントの主演作で今年1位となったのは『永遠の0』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』に次いで3本目となる。
3位にはハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの半生を描いた『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』がランクイン。全国199スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万4452人、興収8063万9200円を記録。また、7位には三浦しをんの同名小説を瑛太&松田龍平主演で映像化した人気シリーズの第3弾『まほろ駅前狂騒曲』が登場。公開初日に行われた舞台挨拶も早急チケットが売り切れとなるなど人気の高さを見せつけた。
上位の変動がやや忙しくなってきたが、今週末からはアクションスター、“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』が公開。邦画優勢のランキングで、同作がどこまで食い込んでくるかに注目したい。また、10月23日(木)からはアジア最大級となる映画の祭典、東京国際映画祭も始まり、映画ファンにはたまらない週末となりそうだ。【トライワークス】