声優の桑島法子&中村繪里子&内田彩が敬礼!完全新作の劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199』が発進
劇場版完全新作『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の初日舞台挨拶が12月6日に新宿ピカデリーで開催され、声優の桑島法子、中村繪里子、内田彩が登壇。桑島は「ヤマトにずっと乗っていたいと思うはず。何度もヤマトに乗って、スリルを味わってほしい」と熱くアピールした。
本作は、不朽の名作を新たなスタッフ&キャストで描く「宇宙戦艦ヤマト2199」の劇場版。ヤマトが地球に帰還する途上のエピソードを、完全新作として綴る。森雪役の桑島は、「初日を迎えられた」と感無量の面持ち。「アフレコの間もみんなで『頑張ろう』とヤマトクルーのような気持ちになっていた。ヤマトに乗っているスリルを味わうようだった」とヤマトクルーとシンクロしたアフレコ時の心境を述懐。「壮大なスケール感で、世界に誇れる技術が集結した作品」と胸を張っていた。
また、ヤマトのテーマのひとつは「継承。受け継いでいくこと」と桑島。本作でも古代と真田をはじめ、各キャラクターの成長と継承が胸を打つ展開となっているが、岬百合亜役の内田は「作中でも若い世代への継承があったように、ヤマトという作品も、オリジナルから『2199』へと受け継がれていった」とコメント。「どんどん次の世代へと語りついでいけるような、もっと大きな作品になっていけたら」と目を輝かせていた。
桐生美影役の中村も、「『2199』が始まってから、長い期間があった。それを軽く上回ってしまうだけのものをヤマトという作品が、ここまで運んでくれた」とうなずく。「いろいろな形で、ヤマトがまた、新しい展開を見せることも不可能なことではないと実証できたのではと思っております」と、ヤマトシリーズの新たなチャレンジに充実の表情を見せていた。最後には、往年のファンから若い世代までが駆けつけた会場のファンと一緒に、敬礼のポーズでフォトセッション。鏡開きを行い、華々しく初日の幕が開いた。【取材・文/成田おり枝】