「NARUTO」完結編が堂々の1位!シリーズ過去最高のヒットに!!
いよいよ師走の慌ただしさが漂ってきた12月最初の週末、「NARUTO」のシリーズ完結編となる『THE LAST NARUTO THE MOVIE』が初登場1位を獲得。全国266スクリーンで公開された本作は土日2日間で動員39万6280人、興収5億1533万1800円を記録し、シリーズ10作目にして、過去最高のヒットスタートを飾った。
月が異常接近したことで人類危機に陥り、それを阻止しようとするナルトとその仲間との戦いを描いた本作。チャクラの祖・大筒木カグヤの子孫・トネリが登場したり、ヒナタとの恋模様が描かれたりと、原作では描かれなかったエピソードが明らかになることで大きな話題となっている。原作者の岸本斉史が「原作を読み終えてから見てほしい」と語っているが、何といっても連載直後の公開だけにその効果は絶大!全国262スクリーンで公開された前作『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』(12)の動員25万4025人、興収3億0208万0500円という結果と比べてみても、本作の滑り出しは圧倒的。ファンの期待値はかなり高かったと思われる。
ちなみに初日舞台挨拶では、岸本の口からナルトの息子・ボルトを主人公にした完全新作の映画『ボルト』(15年8月公開)の制作が発表された。今のうちに、『THE LAST NARUTO THE MOVIE』でボルトが誕生するきっかけとなるナルトとヒナタの“恋愛”を、予習するのも良いだろう。この発表を受けて、今後ますますの動員が期待される。
このほか、テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の完全新作となる『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が7位にランクイン。89スクリーンで公開され、土日2日間で動員4万6805人、興収6876万1100円をあげている。また、ロックバンドBUMP OF CHICKENのツアーの模様を収めた『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014 劇場版』が9位に初登場。全国20スクリーンで公開され、土日2日間で動員2万1925人、興収4342万2200円を記録した。
今週末にはデヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』(12月12日公開)や人気シリーズの完結編『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)など、多数の話題作が公開に。その中で、『THE LAST NARUTO THE MOVIE』がどこまで健闘を見せるのか引き続き注目したい。【トライワークス】