有村架純が“金髪ミニスカ”女子高生に変身！

累計発行部数60万部を突破し、2014年の年間ベストセラー第4位にも輝いた「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。有村架純を主演に迎え、映画『ビリギャル』として5月1日(金)に公開が決まっている。

本作は、成績学年ビリ、金髪ギャルのさやかが、進学塾の教師坪田との運命の出会いから“慶應義塾大学現役合格”という無謀ともいえる目標に挑戦することに。そのひたむきな姿がやがて周囲を変え、家族をも変えていく、青春サクセススト―リーだ。

その“ゼッタイ無理”な夢に挑戦する女子高生を演じる有村が、金髪ミニスカ女子高生に変身したポスタービジュアルとコメントが解禁された。膝上約20センチの超ミニスカートに身を包み、目にはくっきりとしたアイラインとつけまつげ、指先には鮮やかなパステルカラーのネイルをほどこし、ギャルになった有村が挑戦的な眼差しを向けているという本ビジュアル。これまで清純派というイメージ強かった彼女が新境地を開拓している。

初金髪、初ギャルメイクという有村は、「自分自身の金髪女子高生の姿にはまだ見慣れないですけど、すごく新鮮です。なんだか自分が強くいられる気がします。スカートが短くて、はいてる感覚が無いんですよ(笑)。主人公のさやかちゃんというキャラクターは、本当に応援してあげたくなるし、私も大好きな女の子です。受験に向き合う気持ちとともに、外見も変化していくというところも楽しく見ていただければと思います」と語る。

坪田先生役を演じる伊藤淳史については、「伊藤さんが演じると聞いた時にはすぐにイメージが湧いて、今、伊藤さんの声や身振りを想像しながら台本を読んでます。現場に入るのがすごく楽しみです」と語り、2人の共演に期待が膨らむ。

進学塾の教師坪田を演じる伊藤淳史は、「『ビリギャル』という原作自体が奇跡のようなお話なので、とても面白く読むことができました。演じる上で、そういう面白さを体現しつつ、見てくださる方が共感できるような先生としての存在感を出していければと思います。僕も受験を経験しているのですが、もっと早くこの先生に出会って教わっていたら、受験をもっと楽しめたのかなと思います。有村さんはとてもかわいらしく、柔らかい雰囲気の方なので、現場でも楽しく良い作品を作っていきたいなと思っています」と意気込みを語っている。

土井裕泰監督は「有村さんが金髪に変え、ミニスカートの制服で目の前に現われたその瞬間、映画の世界が音を立てて動き出しました」とすでに手応えを感じているようだ。

脚本は『テルマエ・ロマエII』(14)の大ヒットが記憶に新しい橋本裕志。キャストには、どんなときもさやかの味方となり、さやかの受験を応援する母親役に吉田羊。娘であるさやかと対立する頑固な父親役に田中哲司。学年ビリのさやかへと冷たくあたる高校の担任役に安田顕。同じ進学塾に通い、さやかの良きき理解者であり、さやかに思いを寄せる森玲司役に野村周平ら、豪華な面々がそろった。

いよいよ受験シーズンも到来し、話題沸騰中の本作。偏差値30のギャルがいかにして偏差値70の慶應大学に現役合格したのか。有村演じる金髪ミニスカ女子高生のサクセスストーリーが今から楽しみだ。【Movie Walker】