『ロッキー』スピンオフの撮影現場で乱闘騒ぎ!
『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品『Creed(原題)』の撮影がペンシルバニア州のアストンで進行中だが、3月2日に撮影現場で本物の乱闘が勃発し、シルヴェスター・スタローンが止めに入る一幕があったという。
リングでのシーンを撮っている最中に、プリティ・リッキー役を演じているボクサーのトニー・べリューが突然リングから飛び降りてコーチ役の俳優に殴りかかったのだ。TMZによれば、スタローンは激怒して2人の間に割って入ったそうで、スタッフ数名もそれに加わり乱闘していた両者を引き離したという。
何が原因で乱闘騒ぎになったのかは不明だが、製作側は英紙デイリー・メールの取材に対して「衝突はあったが肉体的な乱闘はなかった」と主張している。しかし、目撃者たちはそれとは全く反対のことを証言しているようで、撮影現場には警察も呼ばれたそうだが、逮捕者が出たのかどうかは明らかにされていない。
『Creed』はロッキー・バルボアの宿敵にして友人だったアポロ・クリードの孫の物語。マイケル・B・ジョーダン演じるアドニス・クリードが、祖父の友人だったロッキーを探し当て、自分のトレーナーになってほしいと頼むというストーリーラインだという。
スタローンは再びロッキー・バルボアを演じており、今度はボクサーとしてではなく、若い世代をボクサーに育て上げるという役どころだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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