総勢37名、全員女子！血まみれになるのは誰だ？

“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるというインパクトの強い設定で、累計200万部を売り上げた大人気小説「リアル鬼ごっこ」を鬼才・園子温監督が、“全国のJK(女子高生)”が狙われるという斬新な設定に書きかえ、映画化する。

先日、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインが発表され話題となったが、本日、追加キャストとして34名の女子が発表された。桜井ユキ、高橋メアリージュン、磯山さやか、サイボーグかおりらが名を連ね、個性的で華やかなメンバーが揃った。

『新宿スワン』(5月30日公開)に引き続き、4作連続で園子温作品に出演する桜井ユキは、「園監督の脚本にとどまらない世界観に、ただただ魅力される日々でした。 いかにこのストーリーの中で自分の役目を果たし、リアルに生きられるかを思い、臨みました。 女性のみですが、とてもエネルギー溢れる作品だと思っています」と語っている。

NHK連続テレビ小説「純と愛」や『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)の高橋メアリージュンは、「園さんの現場、園さんの本番の時のかけ声など、特に緊張感があって奮い立たせられました。園さんはドライの時もリハの時も、特にこうしてということをおっしゃらなかったので、それが逆に役者として試されるプレッシャーになったので良い緊張感でお芝居することができ、楽しかったです」とコメント。

独特のキャラクターが光り、バラエティ番組で活躍する『TOKYO TRIBE』(14)のサイボーグかおりは、「園子温監督が本当に好きで、ずっとまた会いたいなっていつも思っていて。今回の作品でまた一緒に仕事ができたことが幸せです。園現場は根元がまっすぐで正直な人が多くて、楽しいです。生きます」と喜びを語った。

しかし、彼女たちの役柄は明らかにされておらず、誰が血まみれになってしまうのかはいまだベールに包まれている。これまでに映画化、テレビドラマ化されてきた「リアル鬼ごっこ」が、数々の映画賞受賞歴のある園監督によってどのように描かれるのか期待が高まる！【Movie Walker】