山田涼介の筋肉は「ゴリゴリ!」。菅田将暉が驚愕
累計発行部数1350万部を突破した人気コミックを実写映画化した『映画 暗殺教室』(3月21日公開)の完成報告会見が3月4日にTOKYO DOME CITY HALLで開催され、山田涼介、椎名桔平、菅田将暉、山本舞香、知英、羽住英一郎監督が出席。
本作で映画初主演を果たした山田が「もともと原作の大ファン。その作品に初映画、初主演という形で携わることができて本当にうれしい」と笑顔で語った。
地球を破壊する力を持ちながら、中学校の教師となった謎の生物“殺せんせー”と政府からその暗殺を依頼された中学生たちが繰り広げるユニークな攻防を描く本作。山田は、中性的な雰囲気を持つ潮田渚を演じた。
山田は「(僕は)割と男っぽい性格なので」と苦笑いを見せ、「僕より適した人がいるのではと悩んだ時期もある。原作で見る渚って、女の子っぽい男の子で引っ込み思案。僕には当てはまらないかなと思って」と渚役を演じることへ不安があったことを告白。「そこをどうやって出そうかと監督と一緒に考えながら、一生懸命やらせていただいた」と力強く語っていた。
初主演映画がCGを相手に戦う意欲的な作品となったが、山田は「この後は、なんでもどんと来いという感じ。怖いものはもう、ないという感じです」と頼もしい一言。
それぞれがアクションにも挑戦しており、菅田は山田について「すごい動ける人。筋肉がね。一緒に焼肉屋に行ってタンクトップ姿になった涼介の腕がゴリゴリで。想像と違った」とその筋肉を絶賛。「動けるだろうなと思うと、もし後半戦をやるとすると楽しみだよね」と続編に期待すると、山田も「二作目があるとするならばもっともっと、みんなでアクションシーンに挑みたい」と目を輝かせていた。
「涼介」「将暉」とお互いを呼び合うなど、しっかりと絆を育んだ様子の二人。撮影は合宿スタイルで行われたというが、山田は「将暉がギターを持ってきていたので、歌をつくって公園に行ってみんなで歌ってみた」と現場での秘話を披露。
菅田も「日々の思いとかを歌にするのが流行った。楽しかった」とニッコリ。また菅田は「生粋のジャンプっ子で、連載当初から読んでいる」と山田同様、原作ファンであることを明かし、「業(カルマ)が好きだった。光栄な役を演じることができてすごく幸せ」と喜びをかみしめていた。【取材・文/成田おり枝】