有村架純、ミニスカの中は「見えてもいい」と大胆発言
有村架純主演で実話ベストセラー書籍を映画化する『映画 ビリギャル』(5月1日公開)の完成披露試写会が4月6日にイイノホールで開催され、有村をはじめ、伊藤淳史、吉田羊、田中哲司、野村周平、安田顕、松井愛莉、土井裕泰監督が登壇。
金髪&ミニスカ姿でギャル役にチャレンジした有村が「スカートははいてません。はいている感覚がない」と感想を明かした。
有村は「原作を知っていて、まさか自分がやるとはと思った」とオファー時の心境を告白。「金髪ギャルというワードだけが頭にこびりついていて、がさつで男っぽくて…というギャルをイメージして台本を読んだ」と台本を読むまでは戸惑いがあったそう。
しかし、「そうやって思っていた自分が恥ずかしい。こんなに魅力的な女の子がいるのかと。演じたい!とすごく思った」と役柄への愛情が湧き上がってきたという。
その後ステージには、演じたさやかの等身大パネルが登場。金髪ミニスカ姿の自分を目にして有村は「初めて鏡を見たときに、誰!?と思った」とニッコリ。さらに司会から「スカートも短いですね」と聞かれると、有村は「これははいてません」と仰天発言。
登壇者陣も一様に目を丸くしていたが、有村が「はいている感覚がない」とその言葉の真意を明かすと、会場も「なるほど」と納得の様子。続けて、「布を巻いたみたいな感じ。スースーしちゃって。撮影中も中が見えないかヒヤヒヤしちゃって。ま、別に見えてもいいんですけど。それくらい短かった」とあっけらかんと語ると会場も大爆笑だった。
メガホンをとった土井監督は「短いスカートで真冬の深夜に走ったりと、彼女ががんばっている姿がさやかががんばっている姿に重なって、スタッフもみんながんばろうという気持ちに素直になれた」と有村のひたむきな姿が現場を引っ張ってくれたと感謝しきり。
有村は「私もさやかみたいに人の心を動かしたいとすごく感じた。ちょっとでも心を動かすことができていたら、よかったなと思います」と感無量の面持ちだった。
原作は、学年ビリのギャルが慶應大学に現役合格を目指す実話をつづった「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。塾講師との出会い、仲間や家族の絆を力に、ひとりの女の子が大きな目標に挑む姿を描く物語だ。【取材・文/成田おり枝】