今年のドレスは胸の谷間の競演!華やかにカンヌが開幕
第68回カンヌ国際映画祭が現地時間5月13日に華やかに開幕し、初日から大物スターたちが続々とレッドカーペットに登場している。
今年の傾向としては、流行のプランジネック(ウエストのあたりまで深々と胸元の切り込みが入っているネックライン)のドレスが目出ち、女優たちの胸の谷間の競演が繰り広げられている。
まず、ウエストの高さまで胸元がV字に空いたクラシックな黒のドレスで登場したのが今年オスカーを受賞したジュリアン・ムーア。フェザーやスパンコールがあしらわれた古きよき時代のハリウッド女優のような、ゴージャスなデザインだ。
さらに、彼女と同じ時間帯にレッドカーペットに登場したのが、こちらもプランジネックで胸の谷間を大胆に見せたナオミ・ワッツ。彼女もフェザーとスパンコールが施されたグレーのドレスで登場したが、ジュリアンが上半身のボレロにフェザーを着け、下半身の細身のスカート部分にスパンコールを散りばめていたのと対照的に、上半身にスパンコールを使用し、下半身のボリュームのあるスカート部分に柔らかなフェザーがあしらわれたデザイン。
英紙デイリー・メールは2人が別々の方向を向いてレッドカーペットでポーズを取っている写真を掲載しているが、まるで話し合って決めたかのように雰囲気がマッチしている。
また、鮮やかなグリーンのグッチのドレスで登場したルピタ・ニョンゴもウエストまで胸元の切り込みが入ったプランジネックのデザイン。こちらは全体に細かいプリーツが入った立体的なドレスで、取材陣のカメラのフラッシュを一身に浴びていた。
さらにナタリー・ポートマンは真紅のベアトップのドレスで登場し、こちらはプランジネックではないが、やはり胸元を露出したデザインになっている。
シエナ・ミラーはワン・ショルダーのブルーのドレスで胸元は隠していたが、体の線に沿った細身のデザインで美しい曲線美を見せつけていた。【UK在住/ブレイディみかこ】