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カンヌ映画祭にもシンデレラ効果?お姫様ドレスが主流

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カンヌ映画祭にもシンデレラ効果?お姫様ドレスが主流

実写版『シンデレラ』(公開中)の影響なのか、今年の第68回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットは、裾をたくし上げて歩くタイプのプリンセス風ロングドレスが目につくと英紙デイリー・メールが伝えている。

『シンデレラ』では意地悪なまま母役を演じたケイト・ブランシェットも、主演作『Carol(原題)』(16年初春日本公開)のプレミアには、まさにプリンセスのような劇的なドレスで登場。手染めのプリントが全体に施された迫力のあるドレスは英国のデザイナー、ジャイルズ・ディーコンのデザインだ。

また、同作でケイトと共演したルーニー・マーラも長いトレーンを引き摺るタイプの白いレースのドレスで登場。立ち上がってポーズを取る度にスタイリストが脇から出て来て裾を直していたという。

また、ドレスの迫力ではケイトに勝るとも劣らなかったと書かれているのがエヴァ・ロンゴリア。ミッドナイト・ブルーのヴェルサーチのドレスは裾が花びらのように立体的に広がるデザインで、カメラのフラッシュを一身に浴びていたそう。

また、ロシア人モデルのナターシャ・ポーリーは、レオタードにお姫様ドレスのスカート部分だけを巻き付けたような大胆なデザインのドレスで脚線美を見せつけ、シエナ・ミラーは黒いケープ付きの黒いボリュームあるドレスで登場した。

深く胸の開いたプランジネックのセクシーな紫のドレスで注目を集めていたのがサルマ・ハエック。シンプルなデザインのロングドレスだが、巨乳として有名なサルマの胸の谷間が強調され、報道陣の目を釘付けにしていたようだ。

さらにベテランモデルのエリン・オコナーもラルフ&ルッソの真紅のドレスで登場。ファッションショーのランウェイから抜け出してきたような完璧なポーズを取り、構築的なデザインのドレスを見事に着こなしていた。【UK在住/ブレイディみかこ】

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