篠田麻里子「年甲斐もなく制服を着て…」と謝罪

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篠田麻里子「年甲斐もなく制服を着て…」と謝罪

『新宿スワン』(公開中)の園子温監督が、山田悠介の人気小説を、独自の視点から映画化した『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)の完成披露試写会が、6月15日に丸の内ピカデリー1で開催。劇中の制服姿のトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜と園子温監督が舞台挨拶に登壇した。

今回の『リアル鬼ごっこ』は、小説の設定を変えてトリプルヒロインを迎え、命をねらわれる女子高生たちの逃亡劇を描く。最初に園監督から「ネタバレはダメだよ」と念を押された3人。トリンドルは、少し萎縮しながら「走るシーンが多くて大変だったんですが、一生懸命頑張りました」とコメント。

篠田は「演じるということよりも、この世界にボンと飛び込んだような感じで、考える間もなく展開していくのが本当に楽しかったです」と笑顔を見せた。

真野は走り続けるシーンで「いつまで経ってもカットがかからない。どこまで走ったら良いんだろうと、心が折れないようにと思っていました」と撮影苦労話を口にした。

映画の内容に合わせ、自分がふてぶてしいと思ったことは?という質問が。篠田は「年甲斐もなく、制服を着た私がふてぶてしいかなと思います。すみません。まさか舞台挨拶で着ることになるなんて、すごく喜んでいます」と苦笑い。

真野は「普段、真顔がふてぶてしいと言われていまして。こっちも街を歩く時はニコニコしないよなと。別にふてぶてしくしてることはないです」と訴えた。トリンドルが答えに詰まると、園監督が「みんなそれなりにふてぶてしいです」と助け舟を出す。トリンドルはそれを受け「じゃあ、気づいてないだけでふてぶてしいです」とおちゃめに答えた。【取材・文/山崎伸子】

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