山田裕貴主演の『闇金ドッグス』が8・1公開に決定！

若手俳優・山田裕貴が主演を務める映画『闇金ドッグス』の公開が8月1日(土)に決定した。

同映画は、暴力団の世界から抜け出し、闇金の世界に入った若い男・安藤忠臣(山田)が、その世界でのし上がっていく姿を描く“裏金融”作品。2014年4月に公開された映画『ガチバン ULTRA MAX』のスピンオフ的位置づけで、土屋哲彦監督が、テレビドラマや大型映画では描き切れない闇の世界を紡いでいく。

主演の山田は「『闇金ドッグス』という新シリーズで主役を演じることができ、本当に嬉しいです。自分がまだ普通の高校生だったころにどんぴしゃだったテレビや映画の作品で見ていた高岡奏輔さんとの1対1のお芝居は、正直、武者震いが止まりませんでした」と撮影を回想。

さらに、「主役は主役ですが、主役ということを全く意識せず、演じさせていただきましたし、主人公として扱ってはいけないような人間です(笑)。この安藤忠臣という男は社会を生きていく辛さや、世界の苦しみを跳ね返し、悪の道を生きていきます。どんな逆境にも負けない強さ、男らしさ、真っ直ぐな瞳を持っています。自分がどれだけ幸せな世界にいるのか。そして、こんな世の中だからこそ、純粋に何事にも逃げない、諦めないという当たり前のことを改めて思い出してもらえたらなと思っています。自分が演じた役の中で1番“悪”でかなりのダークヒーローです(笑)」と語った。

そんな安藤に債券の回収術を教え、安藤が闇金融の世界でのし上がっていくきっかけとなる小中高志を演じる高岡奏輔は、「とにかくお金にまつわるエピソードが散りばめられていますから、台本を通しても目がグルグル、頭も使って、この期間はお金の国の受験生のようでした。1度足を踏み入れてしまうと、抜けられない世界のようです。怖い怖い。そんな怖くて、どうしようもない人たちの日常をほんの少しだけ切り取って皆さんにお届けします」と世界観を表現した。

初の銀幕ヒロインで、下着姿を披露するなど、まさに“体当たり”の熱演をみせている元AKB研究生・冨手麻妙は、「とにかく売れるために、一生懸命アイドルをやっている姫野えりなを演じさせていただきました。自分が過去にアイドル活動をしていたという経験もあって、撮影中はその時の自分にタイムスリップしたかのような感覚でした。『姫野えりな』『冨手麻妙』どっちが本当の自分なのか分からなくなる瞬間もあったり(笑)。驚くほどリアルで生々しい映画です…。ズルしないで、真面目に生きましょうね！」とコメントを寄せた。

『ガチバン ULTRA MAX』での演技も光っていた山田が、今作ではどんな“男クサさ”を見せてくれるのか、楽しみだ。【Movie Walker】