『ラスト・ナイツ』の紀里谷和明監督、両手に花で笑顔!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ラスト・ナイツ』の紀里谷和明監督、両手に花で笑顔!

映画ニュース

『ラスト・ナイツ』の紀里谷和明監督、両手に花で笑顔!

『CASSHERN』(04)、『GOEMON』(09)の紀里谷和明監督のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)の女性限定試写会が11月5日にスペースFS汐留で開催。女優の大和悠河とホラン千秋、紀里谷和明監督が登壇し、クロストークを行った。紀里谷監督は映画を絶賛する2人のコメントに「うれしいです。励みになります」と頬を緩ませた。

『ラスト・ナイツ』は、時代劇「忠臣蔵」をベースに、気高い騎士たちの忠義を描く野心作。モーガン・フリーマンや、クライヴ・オーウェン、日本からは伊原剛志、韓国からはアン・ソンギが参加した話題作だ。

紀里谷監督は、こだわりのシーンについて「モーガン・フリーマンが裁かれるシーン」だと答えた。「モーガン・フリーマンのセリフは7ページありましたが、全部覚えてきて、さすがだなと。ものすごい説得力で、モニターを見ていて、カットをかけるのを忘れちゃいました」。

大和は「あの、微動だにしない感じがすごかったです」と興奮しながら言うと、ホランも「目元に寄ると、何の迷いもない眼差しなんです。真に迫る感じで。モーガン・フリーマンならではのものでした」と感心しきりだった。

本作で、完成までに5年間を費やした紀里谷監督。「映画は自分の子どもだと言い続けています。そこに費やす労力は大変なものがあるし。産まなきゃいけない。僕は男ですが(苦笑)。とにかく産まれてきてくれればそれで良い。産まれてくれてありがとうという感じです」と思い入れを語った。ホラン千秋は「じゃあ、子沢山になりますね。楽しみですね」と笑顔を見せた。

最後に紀里谷監督は「日本の心を描いた作品です。これが成功したら、また、新しい世界が開けると思います。邦画、洋画というくくりではなく、映画というくくりにして観ていただきたいです」と熱いメッセージを放った。【取材・文/山崎伸子】

作品情報へ

関連作品

  • ラスト・ナイツ

    3.2
    95
    紀里谷和明監督、自ら手を下した主君の復讐の機会を狙う騎士たちの姿を描くドラマ