指原莉乃、初監督作のお手本はマイケル・ムーア?
アイドルたちの知られざる姿を映し出すAKB48グループのドキュメンタリーシリーズ。そのシリーズ最新作であり、3番目の姉妹グループ・HKT48の活動を追った『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』がいよいよ本日から公開。その初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日本橋で行われ、HKT48のメンバーが登壇した。
この日登壇したメンバーの先陣をきって挨拶したのが、本作で映画初監督も務めた指原莉乃。「自分なりに内容を固めて秋元康さんにプレゼンしたら、『全然ダメだ』って。『マイケル・ムーア監督の作品を見なさい』とアドバイスをしていただいてよかったです」と監督という仕事の難しさを実感したそうだ。
グループの顔としてHKT48を盛り上げてきた指原に対し、「自宅で遅くまで映像を編集しているシーンを見て、アイドルをしながら私たちの見えないところで映画監督もして頑張っていたんですね」と宮脇咲良は感心しきり。先日行われた完成披露舞台挨拶に登壇した朝長美桜は「緊張しましたけど、指原さんは聞きだすのがうまくて、さすが監督だなと思いました」と2人からの賞賛の言葉に指原は笑顔を見せていた。
完成披露舞台挨拶の際には、NMB48の会見中にHKT48のメンバーが乱入するサプライズがあったが、今回はお返しとばかりにHKT48の会見にNMB48のメンバーが登場し、この日、劇場に駆けつけたファンを驚かせた。
NMB48のメンバーを代表して挨拶した山本彩は「やっとみなさんに見てもらえると思うとドキドキします。結成5年のこれまでが丸裸になると思うと恥ずかしいところが多いです」と初のドキュメンタリーについての感想をコメント。一方、同作をすでに見たという指原が「HKTのドキュメンタリーとは対照的で、アイドルの苦悩とか、衝撃的なシーンもあって、どっちも見たほうがいいと思います」とエールを送る場面も。公開初日大ヒットを記念したくす玉が割られると、場内からも歓声が上がった。
続いて、NMB48のドキュメンタリー『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』の舞台挨拶も実施。NMB48のメンバーを迎えた壇上では、本作の香港国際映画祭への出品決定がこちらもサプライズで発表!
AKB48グループのドキュメンタリー作品としては初の快挙となるニュースに、会場内からも拍手喝采!HKT&NMBファンにとってうれしい1日となったようだ。【取材・文/トライワークス】