Kiroro、親友のサプライズ登場に涙「Best Friend」の秘話も告白
ディズニー/ピクサーによるアドベンチャーアニメーション『アーロと少年』(3月12日公開)で、「世界友情の日」である2月22日に、日本版エンドソング「Best Friend ~Mother Earth Version~」を歌うKiroro(玉城千春・金城綾乃)を招いたイベントが、晴海トリトンスクエアで開催。2人の親友である、振付師・新垣寿子がサプライズ登場し、Kiroroは喜びの涙を流した。
友情がテーマの『アーロと少年』の映画とエンドソングにちなみ、互いに感謝の思いを伝え合ったKiroroの2人。ヴォーカルの玉城が「Best Friend」は、金城に向けての感謝の思いを綴った歌だったと告白。
「私は喜怒哀楽が激しく、思い立ったら走り出す性格なので、ぶつかったり落ち込んだりすることが多いけど、綾がいつも『大丈夫だよ』と笑顔でなぐさめてくれる。綾がいてくれることで自分も肯定できる。それがすごく素敵だなと」。
金城は「うれしいです。涙が出そう。千春の強い思いがメロディとなって曲となる。千春の想いを共有できて幸せだなと。そういうところが尊敬できるし、長い間やってこれたのは光栄です。いまでも1人のファンとして思っています」と玉城に感謝した。
続いて、玉城の幼なじみで、金城の友人でもある振付師の新垣寿子が登場すると、感極まって号泣する玉城。新垣は、2人への心のこもった手紙を読み上げ「滅多に会えなくなってしまったけど、この先どんなことがあっても、私は味方です。ずっとベストフレンドでいてください」と締めくくった。
会場には「友情」にちなんだ花言葉を持つ花を敷き詰めた、アーロと少年スポットの カラフルな巨大フラワーカーペットも用意され、3人で最後の花を挿して、完成させた。
『アーロと少年』は、地球に隕石が衝突せず、恐竜が絶滅を免れた架空の世界を舞台に、文明と言葉をもつ恐竜と言葉をもたない人間の少年との出会いと冒険を描く。【取材・文/山崎伸子】