“鬼ちゃん”から一変!?菅田将暉のやさぐれ感にゾクリ
au三太郎シリーズのCMで“鬼ちゃん”を務め、一気に知名度を上げた菅田将暉。チャラくて超軽い鬼らしからぬノリは、新鮮で好感度抜群!そんな彼が“鬼ちゃん”から一転、3月5日(土)公開の『星ガ丘ワンダーランド』では、心に傷を負ったやさぐれた青年を熱演している。
菅田が扮しているのは、突然母(木村佳乃)を亡くした19歳の青年・雄哉。その事実を受け入れられず、自堕落な生活を送るというキャラクターだ。悲しみ、怒り、寂しさ…など母の死を巡って巻き起こる複雑な感情を、菅田がストレートに表現。母の遺体のそばで声が枯れるほどに泣きじゃくる様子は、まさに迫真の演技だ。一方、佐々木希が扮する姉・七海に思いをぶつけるシーンでは、姉を疑うかのような不安めいた表情も披露する。
また、雄哉の義兄にあたる温人(中村倫也)と殴り合うシーンも圧巻!「家族じゃないんでしょ、君たちって」と温人から言われ、ブチギレた雄哉は、勢い良く温人に襲いかかる。怒りに任せて相手をボコボコに殴る様子は、痛々しくて狂気を感じるほど!舞台挨拶でこのシーンについて聞かれた菅田は「倫也さんの長し目にイラっとした」と裏話も告白。彼の本気が垣間見える、ちょっと危険なキレっぷりにゾクゾクしてしまうはず。
ちなみに今年は本作のほかにも、シリーズ完結編『暗殺教室~卒業編~』(3月25日公開)や柳楽優弥と共演の『ディストラクション・ベイビーズ』(5月21日公開)、小池真理子の小説を実写化した『二重生活』(6月25日公開)、此元和津也による漫画をもとにした『セトウツミ』(7月2日公開)、「デスノート」シリーズの続編『デスノート2016』(秋公開)が待機中。さらに、4月スタートの“月9”ドラマ「ラヴソング」にも出演が決定している。
この怒涛の出演ラッシュに伴い、今年は更に注目を集めることは間違いなし。“鬼ちゃん”こと菅田将暉がどこまで躍進するのか、今後もその動向をしっかりと見守りたい!【トライワークス】