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阿部寛が“雪男”宣言「どの現場に行っても雪が降る」

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阿部寛が“雪男”宣言「どの現場に行っても雪が降る」

東野圭吾の人気小説を阿部寛主演で映画化した『疾風ロンド』(11月26日公開)のクランクアップ会見が、6月6日に品川プリンスホテル アネックスタワーで開催。阿部寛、大倉忠義、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が登壇した。阿部は「例年より雪が少なかったのですが、行った日に大雪が降って。僕は“雪男”で、どの現場に行っても雪が降るんです。逆に今回は良かったなと」と笑顔を見せた。

『エヴェレスト 神々の山嶺』(16)でエベレストでのロケを経験している阿部は「エベレストに行ったから大丈夫でしょ!と、上から目線で言われたんですが、初日に行ったら、エベレストより寒かった。初日はマイナス15度くらいで、『いちばん寒い日に行ったね』と言われました。ああ、日本の方が寒いんだなと思いました」と苦笑い。

スキー場のパトロール隊員役の大倉は「僕は、プロフィールに趣味がスキーだと書いていたらしいんですが、実は2回くらいしかしたことがなくて」と言って、笑いを取った。

スノーボードクロスの選手役の大島は「キターッと思いました。私は9歳から趣味でやっていて、家族といつも滑っていたんです。趣味が高じてお仕事に変わるなんて、そんな喜びはないなと。巡り巡ってやってきた仕事だという幸せを感じながらやっていました」とうれしそうに語った。

『疾風ロンド』は、盗まれた生物兵器の奪還に挑む研究員を描くサスペンス映画。阿部と東野作品は『麒麟の翼~劇場版・新参者~』(11)以降、5年ぶり2度目のタッグとなった。「サラリーマンNEO」やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当した吉田照幸監督がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】

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