ユニークなPR戦略が成功!?『貞子vs伽椰子』が好発進!
6月18・19日の興行ランキングには、初登場作品が3本ランクイン。なかでも好記録だったのが、全国352スクリーンで公開され、土日2日間で動員14万581人、興収1億9854万600円をあげて4位スタートを切った『貞子vs伽椰子』だ。
「リング」シリーズの貞子と「呪怨」シリーズの伽椰子が夢の競演をはたした本作。Jホラーの最強ヒロインが激突するという、意外性たっぷりの設定が公開前から話題になっていたが、その話題性を後押ししたのがユニークなプロモーションの数々だ。貞子&伽椰子が登場した始球式や、「どちらが怖いか」を競い合う“総選恐”、2人がアイドルさながらの写メ会で人気を競い合うなど、インパクトの強い“異色プロモーション”が、今回の好発進の要因になったのかもしれない。
黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽りの隣人』は、全国256スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万6394人、興収1億2728万9200円を記録し、初登場6位にランクイン。また、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と窪田正孝がダブル主演を務めた『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』は全国197スクリーンで公開され、土日2日間で動員5万9206人、興収7903万9600円をあげて、8位に初登場した。
一方、トップ3は、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』が前週3位から1位に返り咲き、『64-ロクヨン- 後編』が2位に後退、ロングランヒットを続ける『ズートピア』が3位だった。また、J・J・エイブラムス製作の密室サスペンス『10 クローバーフィールド・レーン』は惜しくもトップ10入りを逃し、初登場12位という結果となった。【トライワークス】
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